AUBERGEのガンジーニットDUNHAM
僕が販売員になったころは、情報収集は先輩か雑誌しかなく
洋服、ブランドのバリエーションが今みたいに多岐にわたらず、
所謂、定番ものが絶対のような風潮がありました。
例えば、ニットならアランニット・シェットランド・ジョンスメ・ガンジーみたいな感じです。
販売員なら似合う似合わないはさておき、とりあえず一通りは着なさい!みたいな。
今となっては、それが芸の肥やしになってるわけですが
凄い時代でした。
さて、最近はめっきり見なくなったガンジーニットを
AUBERGEからリリースされました。

ガンジーニットとは、元々漁師が着るニットです。
寒さを防ぎ、暗闇でも前後ろを間違わないように前身・後ろ身が同じデザインになります。
個人的な難点として立ち襟なので喉に当たり、かゆくなるのが凄く嫌でした。
その悩みを解消したのが、aubergeのガンジーニットです。
素材をシルク100%にすることで痒みなんてどこえやらです。
シルク100%のガンジーニットなんて、初めて見ました!

首回りや脇下は編立を変え、ガゼットのような役割で
動きやすくする工夫でデザイン的にもイケてます。

画像では隠れてますが、サイドスリットもガンジーニットの特長です。
スリットも先ほどのガゼットと同様に動きやすくする為のものです。

必要に駆られて作られたものには一つ一つに意味があり、美しいです。
年々、そのような洋服が減っているのは寂しいですが、
小林さんのような素晴らしいデザイナーのエッセンスを入れることで
新しく生まれ変わるのは、良いことだと思います。
AUBERGE DUNHAM
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