Indian Jewelryの到達点Perry Shorty
憧れる方が多いのは、今も昔も同じです。
Indian Jewelryに興味を持つと必ず、彼の名が耳に入ってきます。
Perry Shorty。
ナバホの第六代目正統後継者であり、牧師さんです。
彼のジュエリーの大半は、バーバーコインと呼ばれる
銀貨にて制作されます。
作品の裏側に、coin silverを打たれているのがそれです。
バーバーコインとは、1892年から1916年まで
アメリカで流通していた銀90%銅10%のコインになります。
まず、そのコインを集めることからはじまります。
作品を作れる量が集まるとコインを溶かして液体状にし、
それをハンマーで叩き、延棒上ににして
やっと準備完了です。
そこからデザインを決めスタンプを打ち、最後に成形して出来上がりとなるのです。

silver925の作品と比べると白見が強く、鈍い光沢があるように見えます。
そして、着け心地が柔らかく感じます。
おそらく配合率によるものですが、微妙ですが明らかに違うのです。

そして、彼のジュエリーは簡単には買えません。
基本は、年に数回ある敬意あるショーに彼が出店している時に
彼のブース前に置かれたノートに名前を書き、分けてもらう権利を得てやっとです。
しかも一人一点しか購入出来ません。
または、上記方法で購入した方から二次流通で買うかしかないのです。

ごちゃごちゃと言いましたが、彼ほど細かく正確にスタンプを打ち
シンプルながら、一目でPerry Shortyの作品だと分かるのも人気の一つだと思います。
最後になりましたが、彼の誠実さや几帳面さがジュエリーに出ていると
思うのは僕だけではないと思います。
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