Top > doo-bop : Nakajima

Indian Jewelryの到達点Perry Shorty

憧れる方が多いのは、今も昔も同じです。
Indian Jewelryに興味を持つと必ず、彼の名が耳に入ってきます。
Perry Shorty。
ナバホの第六代目正統後継者であり、牧師さんです。
彼のジュエリーの大半は、バーバーコインと呼ばれる
銀貨にて制作されます。
作品の裏側に、coin silverを打たれているのがそれです。
バーバーコインとは、1892年から1916年まで
アメリカで流通していた銀90%銅10%のコインになります。
まず、そのコインを集めることからはじまります。
作品を作れる量が集まるとコインを溶かして液体状にし、
それをハンマーで叩き、延棒上ににして
やっと準備完了です。
そこからデザインを決めスタンプを打ち、最後に成形して出来上がりとなるのです。





silver925の作品と比べると白見が強く、鈍い光沢があるように見えます。
そして、着け心地が柔らかく感じます。
おそらく配合率によるものですが、微妙ですが明らかに違うのです。





そして、彼のジュエリーは簡単には買えません。
基本は、年に数回ある敬意あるショーに彼が出店している時に
彼のブース前に置かれたノートに名前を書き、分けてもらう権利を得てやっとです。
しかも一人一点しか購入出来ません。
または、上記方法で購入した方から二次流通で買うかしかないのです。




ごちゃごちゃと言いましたが、彼ほど細かく正確にスタンプを打ち
シンプルながら、一目でPerry Shortyの作品だと分かるのも人気の一つだと思います。
最後になりましたが、彼の誠実さや几帳面さがジュエリーに出ていると
思うのは僕だけではないと思います。


doo-bop Shop Blog

週2更新(週央と日曜)です。是非ご覧ください。


Vol.5803【Perry Shorty:Coin Silver Jewelry】


Indian Jewelry Fair』は8月24日まで開催しています。

数百点の作品が並ぶ見応えたっぷりな内容となっているので、

ご興味がございましたらぜひこの機会に。


現代のインディアンジュエリーにおいて、

1つのゴールと言える『Perry Shorty(ペリー・ショーティー)』の作品。

先日も素晴らしいリングが旅立って行ったりと、

今回のイベントでもかなり注目を集めています。

文字通りの『一生モノ』として、検討してみてください。



Perry Shorty:Coin Silver Jewelry




ナバホ族の伝統的な技法を受け継ぐ『六代目正統後継者』として知られるペリー。

オリジナルのタガネを用いたスタンプワークは、もはや超人の域に達しています。

同じくトップアーティストとされる『McKee Platero(マッキー・プラテロ)』のスタンプが

正確無比といった印象であるのに対し、ペリーから感じるのは力強さ。

整ったデザインの中に、思いっきりハンマーを振り下ろす姿がイメージできます。


その力強いスタンプワークを実現している1つの要素が、コインシルバーを使用している点です。

ペリーが用いるのは100年以上も昔の貴重なコイン(バーバーコイン)で、

シルバー925(スターリングシルバー)と比べて銀の純度が低く、硬度が高いという特徴があります。

そのため加工に時間がかかり、スタンプを打ち込む際に加わる力も大きなものに。

それを踏まえた上で作品を見てみると、どれほど驚異的であるかが改めて伝わってきます。








イベント期間中はブレスレットはもちろん、より出回っている数の少ないリングも。

中でも下の3連デザインのリングなんかは、小さいながらも一目でペリーだと分かる傑作です。


『これだ!』という作品に出会えたのであれば、どうか思い切ってみてください。

確かな満足感が、この先ずっと手元に存在してくれます。








【Event】

Indian Jewelry Fair Vol.2




【Event】

Indian Jewelry Fair




【Online Up】

Indian Jewelry:Event Items

Frame France:New Items


Vol.5641【Perry Shorty:Bracelet & Ring】


本日【Roots】ページを更新しました。

年末に仕込んでおいた別注アイテム2つのうち、先陣を切るのは『HEALTH』のパンツです。

ダークブラウンのベロア素材を使った、程よい抜け感がクセになる1本。

今週末の土曜日に発売となるので、お楽しみに。


久しぶりにインディアンジュエリーが入荷しました。

本日オンラインショップに掲載した分に加え、まとまった数がまた後日届く予定となっています。

Aldenと同じようにここも当店の核となる存在なので、

ご来店の際はじっくりと見ていただけたら嬉しいです。


そんな中から『Perry Shorty』の作品を2つ。

比較的最近作られたブレスレットとリングで、ペリーらしい重厚感のある佇まいがたまりません。

最高峰アーティストの手による逸品に、触れてみてください。


Perry Shorty:Bracelet & Ring






ここまでの価格帯になってくると「どうですか?」と勧めたところで「じゃあ買います」とはそうならないので、

色々なタイミングが重なって、「今だ!」と自ずと思えたときに選んでいただくのが良いかなと。

個人的にも今年の始めにブレスレットを購入したのですが、

「これを逃す訳にはいかない」と、7年近くジュエリーを見てきて初めてそう感じたのがきっかけでした。

もちろん結構思い切った選択にはなるものの、後悔はまずしないかと。

むしろ「あのとき選んでおいて良かったな」と、手元を見る度に嬉しい気持ちが湧いてきます。












今回のブレスレット、ペリーがこれまで何度か作成してきた有名なチゼルデザインとなっているのですが、

バックにもスタンプワークが打ち込まれているところに「おや?」っと感じた方もいるのではないでしょうか。

実はここ数年、フリマやオークションサイトでペリーの偽物が出回るようになってしまい、

その対策として、これまでとは違った場所にもスタンプを入れてみたんだそう。

こんなマニアックな世界にまでコピー品が出てくることにはげんなりしますが、

そんなこともあるんだと注意をしながら、『好き』を続けていただければ幸いです。











続いては初見となる、ジグザグに打ち込まれたスタンプデザインが特徴的なリングです。

クラシックな作風が多いペリーの中で、これはどこかモダンな印象。

ヘリンボーン柄にも見える幅広のリングは、

身に着ける人のアイコンとなってくれるだけの存在感があります。


一生付き合えるジュエリーとして、

ピンと来た作品があれば、ぜひ。










※明日12/13(Fri)は店休日となります。

通信販売やお問い合わせの対応は翌12/14(Sat)となりますので、

何卒よろしくお願い申し上げます。




【Roots】

HEALTH:db Ex Easy pants #6





【Roots】

Alden:doo-bop Exclusive CLIPPER PLAIN TOE OX





【Online Up】

Indian Jewelry:New Items


Vol.5513【Indian Jewelry:Perry Shorty】


イベントも後半戦ということで、本日はペリー・ショーティーのマニアックな作品を紹介してみます。

ナバホ族の伝統的な技法を受け継ぐ『六代目正統後継者』ということもあり、

オールドスタイルな作品も抜群の仕上がり。(ちなみに五代目はアーニー・リスターです)

かなり分かりずらい、行き着いた人向けのジュエリーだと思いますが、

こういった機会に一度目にしておいてください。


Indian Jewelry:Perry Shorty






ペリーは完成品の構図を描いてから作り始めるということはせず、

製作の中で仕上がりのイメージを膨らませていきます。

そうして出来上がった作品に宿っているのは華やかさとはまた違った、

じわりじわりと訴えてくるパワー。

身に着けるほど、長い年月を共に過ごすほどに、愛着は増していくのです。











インディアンジュエリーフェア』は7日の日曜日まで。

ご来店、お待ちしております。












【Event】

Indian Jewelry Fair





【Online Up】

Indian Jewelry:Event Items


Perry Shorty。


2024年のインディアンジュエリーフェアは6月29日(土)~です。
出会いを楽しむのも1つ、意中の作品を今タイミングでお迎えするのも1つ。
7月7日(日)まで開催予定ですので、お越しいただける環境の方は、
タイミングを合わせてご来店くださいませ。


Perry Shorty Coin Silver Bracelet


一口にインディアンジュエリーと言っても、
初見から華やかで、脳裏に焼き付く作品もあれば、
見れば見るほど魅力的な作品もございます。
僕の中でPerry Shortyの作品は正にソレ。
滲み出る本物感を向き合うほどに、気付かされます。

シルバーの純度が低いコインシルバーの硬くて鈍い質感。
数を見ていくと、一目でコインシルバーと分かるようになるから不思議なものです。
それもPerry Shortyが作ったコインシルバーだと。
目が肥えていく感覚をリアルに味わえるのも、インディアンジュエリーの深さです。

コインを集め、溶かし、素材をつくるところから始めるのが氏のスタイル。
一般的にはシルバーを買って、製作する流れの為、
ひと手間、ふた手間、手が入ることで作り出されています。
これは、シルバーを買っているアーティストを非難するわけではありません。
スタイルの問題です。
ただそれだけ受け継がれてきた伝統的技法を守って作られています。




細かなスタンプワークにヤスリ掛け。
そして純度90%ほどの硬いコインシルバーを裏面から丁寧に叩き出したリポウズィ。
1つ1つの工程が美しいことは、ジュエリー作りに携わった経験がなくても伝わるところは有るはずです。
それが見れば見るほどに感じるものですから、Perry Shortyの凄さに圧倒させられます。
中身がホンモノだからこそ、向き合うほどにも味が薄まらないのです。
長年愛用することで、どんどん気持ちが入っていくことでしょう。
作風も含めてですが、一生もののジュエリーと言えます。




今までの歴代のフェアや入荷でもPerry Shortyのこのような作風見たことがありません。
特別なジュエリーをお探しでしたら、是非候補に加えてあげてください。
サイズはタイトめのMほど。
合われるなら、より熱が増すはずです。


doo-bop Shop Blog

週2更新(週央と日曜)です。是非ご覧ください。


Vol.5271【Perry Shorty:Coin Silver Bracelet】


買い逃して後悔することはあるでしょうか。

個人的にはこれまでPerry Shortyの作品で2点ほど、

「少し無理をしてでも買っておけばよかった」と思えるジュエリーがあります。

洋服以上にもう二度と出会えない可能性が高いのがインディアンジュエリー。

特にトップアーティストの作品であればなおさらです。

こちらのブレスレットも中々その匂いが強いので、まだあるうちにご覧になってください。


Perry Shorty:Coin Silver Bracelet





見れば見るほど、他とはちょっと物が違うなと感じるペリーのスタンプワーク。

細かいスタンプがこれだけびっしりと打ち込まれたジュエリーからは、

もはや狂気すら漂っているのではというほどのオーラがあります。


使用されている素材はコインシルバー。

コインシルバーと言っても幾つが種類があり、

ペリーが主に用いるのは100年以上も昔の貴重なコインです。

シルバー925(スターリングシルバー)と違い銀の純度がやや低く、より硬く鈍い輝きを放つのが特徴です。


そんな硬い銀を加工するにはかなりの技術と単純な腕力が必要なのですが、

先の無数のスタンプやこのリポゥズィを見て分かるように、

ナバホ族6代目正統後継者の名は伊達ではありません。









芸術的な価値はもちろんあるのでしょう。

ですがやはり身に着けて、細かなキズがつき色も変わって、

自分の身体に馴染んでいく過程が楽しいのがインディアンジュエリー。

365日、24時間ずっと身に着けていたくなる、これはそんな1本です。











※明日9/22(Fri)は店休日となります。

翌9/23(Sat)より通常営業をさせていただきます。

皆様にはご迷惑をお掛け致しますが、何卒よろしくお願い申し上げます。




【Roots】

ITUAIS:H.C.P POROSUS




【New Arrivals】

Needles:L/S Mock Neck Tee – Poly Jersey


複数本Perry Shortyをお持ちの方に

この前に入荷したプレーンなPerry Shortyは、強烈に良かった。
お買い上げ頂いた勇気あるお客さん、ありがとうございました。
大事にしてあげてくださいね、恐らくもう二度とこの世に出ませんから。

さて、今回入荷したのはこれまた見た事がないPerry Shortyの作品になります。





こちらは、明らかな力作です。
14個もあるリポゥズィ、そして小さな小さなタガネで何度も打ち込まれた
スタンプワーク、かなりの時間と手間をかけられた証です。






見れば見るほど、この一本になぜここまで注力したんだろう?と思います。
Perry Shorty も人間ですから、気持ちの波はあるはずです。
5年に一本ぐらい、明らかに力の入れ方が違う作品と出会うのですが
この一本もそのクラスです。

あ、最後になりましたが今年も7月頭から
Indian Jewelry Fairやりますので、ご期待ください!


doo-bop Shop Blog

週2更新(週央と日曜)です。是非ご覧ください。


塚本おススメIndian Jewelry ~ブレスレット~

今回はお勧めブレスレット編。


Jennifer Curtisのジュエリーも久しぶりにバシっと揃っております。
選んでいただきやすい細幅ブレスレット。
繊細なスタンプワークは、カジュアルだけでなく上品なスタイルまでカバー出来ます。
インディアンジュエリーに抱く『民族感』『こってり感』が良い具合に抜けた作風ですので、
はじめての方へも前向きです。


Clendon Peteも久しぶりにdoo-bopに並んでおります。
ナバホのトラディショナルスタイルを感じる作風はしっかり力強さ感じる仕上がりに。
中太幅以上でお考えでしたら、良い提案出来るかと思います。
重量感のある手首が男性的でセクシー。
思わず見てしまう幅、ズッシリ感はクセになります。


ラストはPerry Shorty。
今フェア中にも様々な作品が届いておりますが、
サンバーストモチーフの作品に目が止まりました。
多くのアーティストが手掛けるモチーフだからこそ、
Perry Shortyならではの深みを感じ取っていただけます。
繊細に刻まれたチゼルの美しさは、シンプルですが簡単には飽きさせてはくれません。

3日(日)まで開催です。
お時間ございましたら、お待ちしております。


doo-bop Shop Blog

週2更新(週央と日曜)です。是非ご覧ください。


Vol.4592【Indian Jewelry:Perry Shorty】

 

7月3日から7月11日の期間、『Indian Jewelry Fair 2021』を開催します。

【Roots】ページも更新しておりますので、併せてご覧ください。

 

その作品はもはや芸術の域。

ため息の漏れるような細部の作り込みと、手に取ってみて初めて分かる重厚感と卓越した手腕。

そのどれもが、己の直感を激しく刺激してきます。

Perry Shorty氏の魂の籠った作品のご紹介です。

 

Indian Jewelry:Perry Shorty

DSC_0671

 

 

氏の作品には一般に多くインディアンジュエリーに用いられるシルバー925ではなく、

『バーバーコイン』と呼ばれる1900年前後に製造されていた希少な銀貨が採用されています。

 

 

DSC_0692

 

 

通常の925シルバーとは違い、この『コインシルバー』は堅さが特徴。

それにより、成型も加工の難易度も跳ね上がってきます。

その素材に、見事としか言いようのない精密な装飾。

氏の圧倒的な技術と、威圧感さえある仕上がりを是非ご覧いただきたく思います。

 

 

DSC_0677

 

 

コインシルバーにしか生み出せないマットで鈍い輝き。

あなたの手元を、艶めかしく輝かせます。

7月3日から開催する『Indian Jewelry Fair 2021』では、中々お目にかかれない氏の作品が並びます。

まずは一度、ご体感ください。

 

 

DSC_0698

 

 

※コロナウィルスへの対策といたしまして、ご来店の際はなるべくマスクの着用をお願い致します。

また店内には消毒用のアルコールを設置しておりますので、ご自由にご利用ください。

 

 

【Event】

doo-bop Indian Jewelry Fair 2021

1

 

 

【Event】

doo-bop Indian Jewelry Fair 

0

 

 

【Roots】

Indian Jewelry Fair:Pendants

DSC_0594

 

 

 

 

 

 

 

 

【New Arrivals】

Zulu Tribe:Zulu Special Basket

 

 


Perry Shortyもしっかりと揃っています。

doo-bop Indian Jewelry Fair 2019お越しいただきました方々、誠にありがとうございます。

楽しんでいただけましたでしょうか。

 

イベントの開催期間は7.15(Mon)までです。

たっぷりとご用意しておりますので、ご自身にフィットする作品との出会いを楽しみにご来店ください。

 

今夜はナバホジュエリー一つの頂、Perry Shortyを。

僕がジュエリーフェアーに携わるようになってから、一番の作品量だと思います。

 

img_0296

 

オールドスタイル感じる氏の作品は極めて丁寧。

一打一打が深く、それでいて正確で力強い。

 

伝統的な作風の中に感じる新鮮さ、たくましさと美しさ。

相反する要素が芸術的にまとめられています。

 

その良い仕事っぷりに、今まで数多くの作品を見てこられた方もしっかりと納得していただけるはずです。

 

失礼ですが、僕自身シンプルゆえに初見は、その価格とのバランスに違和感をおぼえました。

数多くのインディアンジュエリーを見ることで分かってくる奥行きや厚み。

作品から出ているモノを感じ取っていくと確かな違いがあるのです。

 

img_0293

 

使用されたコインシルバーの表情が魅力的です。

一般的なシルバー925と比べると、少しくすんだ色味、

着用するとヌメっとした柔らかい質感。

金属としてはコインシルバーの方が純度が下がり、硬いはずなのに。

不思議です。

 

1890年~1915年につくられたバーバーコインのみを使ったシルバーは、

着用を重ねた際の味も楽しみです。

 

img_0290

 

Lander Blueを配置された作品もひとつの見所。

Perry Shorty × Lander Blue、贅沢すぎます。

 

 

doo-bop Shop Blog

金曜日以外更新中です。是非ご覧ください。

 

 


アーカイブ

doo-bop Staff Blog

doo-bop Ameba Blog