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ちょこっとヴィンテージ小話。


12/9、10の2日間が最高に楽しみ。
稲葉さん、Pantherさん、秋田さんと沢山のメンバーでお待ちしております。
いつもと違うdoo-bop、フェス感覚でお楽しみいただけますと幸いです。

注目いただきたい商品としては古着。
グッドなレギュラーからヴィンテージまでしっかりとご用意しております。

今回、数本ヴィンテージリーバイスもご用意出来ました。
王道ですが、良いものは良いです。
目にすると、やっぱりオリジナルは違うよなと、あらためてモノの持つ強さを実感させられます。




今回のブログは趣向を変えて、ヴィンテージ小話。
リーバイスの場合、XX→Big E→66なんて流れで製造された年で呼び方が異なり、
カテゴリー分けされています。
便利な時代で『Big E』と検索すれば、より細分化してカテゴリー分け出来るほど、
各ディティールの情報が手に入ります。
ただし、集めた情報で完全に読み取ることが出来ないことも。
ディティールの変更って、チャンネルを切り替えたみたいに、
ある瞬間から全ての工場で実行することは難しかったと思います。

ですから移行期と言われる『変わっていく過程』の個体も存在するのです。
例えば生地の雰囲気はBig Eなのに、各ディティールは66みたいな。




そういったところもアメリカらしくて魅力です。
ちょっと古い生地が見つかったから、一緒に縫っちゃえ的な。

前置きが長くなりましたが、今回のイベントでご用意出来た内の1本は、
恐らく生地がXXでディティールはBig Eの中でも初期に分類されるタイプ物。

生地感ってどうやって見分けると言われると辛いのですが、
一言で言うと経験によるところ。
前職の洋服修理の際、ヴィンテージデニムを多数お預かりさせていただきました。
デニムを見つめる時間は、相応に長かったと思います。
その中で気付くのです。
コレ生地の雰囲気違うぞって。




しかし多くのメディアやSNSではそのことには触れません。
とても伝えにくいですし、あまりに感覚的ですから。

でもそういのって知れたら、嬉しくないですか。
せっかく気に入って、手に入れたBig E。
生地はXXって思って所有したら、もっと愛着沸くと思うんです。
そうやって気持ちを満たしてくれるのもヴィンテージの魅力。




もしかしたら様々な背景やWebには載らないこともお伝え出来るかもしれません。
少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです。



doo-bop Shop Blog

週2更新(週央と日曜)です。是非ご覧ください。


Vol.4939【ink:THE CLASH】


当店でリメイクと言えばCHANGESかink。

たとえ使っている資材が同じでも、

出来上がったアイテムはそれぞれのブランドらしさがあり、

一目でどちらのものか判断できます。


今回新たに入荷したジーンズも、inkらしさ全開のアート的な作品。

穿いた際の格好良さはもちろん、部屋の壁に引っかけておいても絵になります。

本日はインディゴカラーをご紹介しますがブラックタイプも入荷しているので、

そちらもお楽しみに。


ink:THE CLASH





Usedのリーバイスを使用し再構築した『THE CLASH』。

同名のモデルは長年作成されていますが、そのデザインはコレクションを重ねるごとに変化しています。

今回は『光の反射』をイメージしたという、前身ごろをジグザグ状に切り替えた大胆なデザイン。

理屈は分かりますが実際どうやって作っているんだと言いたくなる、

inkならではの1本です。


ゆとりを持たせた腰回りから、裾に向けてテーパードを効かせた細身のシルエット。

ワイドパンツが定番として広がりきった今、このスタイリッシュさが新鮮に映ります。










個人的にはゆるいロンTと合わせてシルエットのメリハリを楽しみたいところ。

ぜひお試しください。

















【New Arrivals】

ink:THE CLASH


CHANGES:CH4005

 

 

穿きたくなるジーンズ

探すと中々見つけることが出来ないアイテムです

それでも昨年末に出会った『CHANGES』の1本は、そう思えるものでした

そして今回、スペシャルなモデルを加えて再生産を依頼

フェードしたインディゴブルーを、春のコーディネートに取り入れてみてください

 

 

 

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今回3本のみ特別にご用意できたのが、LEVIS517の66モデルを使用したリメイクジーンズ

ヴィンテージ市場で高騰が続いている1本を、贅沢にリメイクしていただきました

その年代ならではの色落ちや生地の質感は、やはり代えの効かない存在感を放ちます

 

 

 

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フリンジ加工を施した裾に、さり気なく散らされたペンキペイント

素材の良さを損なうことなく、よりファッション性の高いデザインへと昇華されています

 

 

 

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そしてUsedのアメリカ製LEVISをリメイクしたモデルは、サイズも豊富に揃いました

綺麗なテーパードラインを描く505モデルに、当店の提案を受けて製作していただいた517モデルなど

こちらも色落ちの雰囲気が良い個体を選んだことで、説得力のある素晴らしい仕上がりに

当店が提案している『柄物』に合わせて、新鮮さのあるスタイリングを

 

 

 

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またデザイナーの古谷様との対談を、近日中に公開する予定です

今回のジーンズに対するより深いお話を聞くことが出来るので

ぜひそちらもお楽しみに

 

 

 

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CHANGES:CH4005

2021.02.20 SAT On Sale

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


【AUBERGE】LEVIS Custom

 

 

6月22日と23日。2日間に渡って開催した『AUBERGE Custom Order Fair』。

イベントを終えて、デザイナーの小林さんにあらためて「LEVIS Custom」についてお伺いしました。

 

 

 

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中島:まずは2日間、ありがとうございました。

今回のイベントを終えてですけど、全体的に好評だった中で、

お客さんがこれ目掛けて来てくれたんやなと思うことが多かったのがやはりあのデニム、

バレンシア工場の501XXだったんですよね。

小林さんが最初にあれをやろうと思ったきっかけというか、

なんであの発想が出たのかをお聞きしたいんですけど、よろしいですか?

 

 

小林:こちらこそありがとうございました。

最初はですね、僕の友達のディーラーが「面白いものがあるよ」と言って、

ある程度本数のまとまったもの(バレンシア製LEVIS 501XX)を提案してくれたということがあったんです。

それで届いたものを見たんですけど、もうほんと驚いたんですよ。

今まで散々XXばかり見てきた僕が見ても「うわっ」って思うほどに。

 

 

中島:それはやっぱり色落ち、雰囲気といったところでですよね。

 

 

小林:そうですそうです。細かいディティールとか、ポケットの形みたいな、

レプリカとして輪郭を真似て作るのは意外と簡単なんですけど、

最終的なオーラっていうのはやっぱり気付くじゃないですか、なんとなく違うなって。

でもその「なんとなく」まで、それは埋まってたんですよ。

 

 

 

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小林:ていうのでこう、これは何とかならんかと。

そう思って試しに穿いてみたところ、やたら小さかったんですよね。

シュリンクトゥフィット、要するに「洗って縮めて体形に合わせてね」っていう、

その通りの作り方なんで、がっつり縮んでたんですよ。

そこでこう、これだけ良いけど実際に喜ぶ人は少ないだろうなと思って。

 

 

中島:個体としては良いけれど、実際に穿くことができないからですね。

 

 

小林:はい、やっぱりある程度、ワンサイズアップくらいで穿くのが良いじゃないですか。

当時、90年代はそれこそピタピタで穿くなんてことも多かったんですけど、

今それをするのは少し違うと思うんで。

てことで、これはどうにかならないかなって、夜中にいろいろと分解しだしたんですよ。

 

 

中島:なるほど、その時点で始まったんですね。

とりあえず潰してみたろかってとこから。

 

 

小林:それでたまたまなんですけど、そのタイミングで雑誌のデニム特集なんかがあって。

ちょっとお勧めデニムを紹介してほしいみたいな依頼があったんですよね。

で、うちのAUBERGEデニムはそういった媒体にもうほぼ出し尽くしちゃってたから、

じゃあ代わりに何が良いだろうってなって。

それでその時点ではもう、次はブーツカットがいいぞとか、そういう新たなネタもあって。

加えて僕は1晩あれば501をブーツカットに出来ちゃうわけですよ。

で、「分かった!じゃあ最新、流行の形をこの素材をもって作ってしまおう!」

っていうようなことを考えたわけです。笑

 

 

 

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中島:はは~。なるほどね。

 

 

小林:それで3日間くらいかけて、LEVIS 646のベルボトム風XX、

要するにウェストもでかいし裾もでかいやつを作ったんですよ。

原宿、渋谷の若者がでかい646をウェストをぎゅっと絞って穿くっていう、

まあ正しく穿かない!みたいなのが流行っていたことがあって、

その辺の90年代の後期感が今ぴったりだと思って作っちゃったんです。

 

それからなんかこう、「この時代のこの感じ」っていうのを、

バレンシアベースで形を変えさせていくっていうのが僕の夜中のマイブームになっちゃって。笑

 

 

中島:夜中のマイブームですか。笑

楽しくなっちゃったんですね。

 

 

小林:ウェストもっとでかくしたりだとか、裾幅広げちゃえとか。

いっそもうグッとサルエルみたいにしちゃえとか。

色々な実験モデルが沢山あったんだけど、それをうちのお客さんに見せたらもう、

みんな目を輝かせちゃって。

面白いねっていうのと、あとはやっぱりオーラですよね、XXの。

あれはほんと裏切らないんですよ、男みんな大好き。笑

 

股上あげたり、わたり出したりってことをすると今っぽくなるわけですよ。

あとそれで腰回りもすごく楽になるんで、スッと穿けちゃうっていう。

なので90年代にあの感じに憧れて、そこから20年経った大人が

今穿いたときに凄くフィットするんですよ、気持ちも含めて。

「わあ、またこんなの穿けるんだ!」みたいな風になっていただけるんです。

 

というので、うちのお客さんに要望を聞いて、じゃあ作りますよなんて言って色々やって。

こう何ていうか、服を買い飽きてしまった人達への刺激物としては最高だったんですよね。

 

 

中島:なるほど、洋服難民の人たちへね。笑

でもあのディティールってね、ハギにしても、ちょっとなんかどこから発想を得たというか、

どういう風にしていったらああなったんかなって不思議なんですよ。

 

 

小林:あれはもう、501のパターンを熟知すると分かるようになるんです。

 

 

中島:と言いますと?

 

 

小林:結局、耳付きの501って、こう両サイドを耳でまっすぐ取りますよね。

ということで、もうここの型紙がまっすぐに固定されてしまうんですよ。

でも人間のお尻って丸いじゃないですか。

てことはダーツを取らなきゃいけないんですよね、お尻に沿わせるために。

INCOTEXのパンツなんてグイングイン曲がってますから。

あれはお尻を綺麗にくるもうと思ったらああなるんですよ。

 

確かに501なりには頑張ってるんですけど、

その頑張るダーツが全て脇線のカーブだけなんですよね。

だからなんかこう、30インチとか小さいサイズを見ると少しいびつな感じがするんですよ。

で、要はその1か所だけで取ろうとしているところに、三角マチを入れて

ガっと広げてやるんですよ。それで全体が楽になる。

1番寸法が欲しい欲しいって言ってるところに入れていってるんです。

 

 

 

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中島:なるほどなぁ。

素直に動きやすくなるところに、素直に入れた結果がああなるんか。

 

 

小林:そうですそうです。

だから大きくする個所、できる個所っていうのは、

やっぱり人間が実際に穿いてて一番欲しい個所なんですよね、パターン的にも。

それは全部501耳付きってやつの宿命で、あれはあそこに入れるべきなんですよね。

だから畳んだときにもけっこう普通で、穿いたときにも違和感がないんです。

 

 

中島:それっていうのは頭の中に先にイメージとしてあるんですか?

こうしたら穿きやすくなるから、こうしたら良いっていうのがもう出来上がってるんですか?

それとも実際にやりながら分かっていくもん?

 

 

小林:ここだなっていうのは先に分かってます。

ずっとジーパンの型紙を引いてると分かるんですけど、どこで個性を出すかってなったらあのカーブなんで。

結局いじる個所はそこなんですよね。

 

 

中島:そうなんですね。

 

 

小林:ええ、出来ることは限られてるんですよ、ああいう耳付きジーパンって。

ほんと難しいんですよね、あの世界で個性出すの。

でもその完成形から新たなフォルムに変えるってなったら、マイナスな部分って言うんですかね、

縮み過ぎている部分であるとか、そういう所にこう余白を入れていく、足してやるんですよ。

それをすることで、格段に穿きやすくはなるんですよね。

 

 

 

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小林:ただ洋服って寸法を詰めることはあっても足すってことはまあ無いじゃないですか、

お直し屋さんとかであっても。だから僕のは「魔改造」って言われてるんですよね。笑

 

 

中島:え、魔改造ってなんです?笑

 

 

小林:魔改造っていうのはあの、「本来やってはいけない改造」っていう、

フィギア業界とかで使われる単語なんですけど。

だからこう、やっていいことと悪いことのギリギリのところというか。

まあそんなところで結構盛り上がってて、局地的に。笑

 

 

中島:確かに全部捌いちゃってるんですもんね?笑

ぶっちゃけあれ1本、全部ご自身でなさってるじゃないですか。

何時間くらいかかってるんですか?例えば初めて作ったときとか?

 

 

小林:最初は結構「どう解くのか」っていうところからってのもあるので…。

うーん、最初は2日まるまるくらいはかかったかなあ。

 

 

中島:丸2日?!

 

 

小林:試行錯誤が一番きついんですよ。要領が分かってきたらそこからは早いんですけど。

全てそういうものだとは思いますけどね。

「ここをこうしたらこうなる」っていうのを思いつくまでは苦しいですけど、

分かってしまえばトントンいきますね。

 

 

 

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中島:こういう場で聞くのは嫌らしいんですけど、次何か狙ってるのはあるんですか?

バレンシアでも他のでも個体はなんでもいいですけど、デニムをこんな感じでいじってみたいなっていうの。

こんなんやったら面白いんちゃうかなとか、

例えば昔こんなカスタムやったけど今やったらこうしてやるみたいなんとか。

 

 

小林:デニムベースでってことですよね。

うーん、もっともっとこう、「アート」寄りな方にいきたいっていう思いはあるかもしれないです。

これから人間が価値を見出せるのって、なんかもうアート的な、理由のないところだと思うんですよね。

 

 

中島:付加価値としてのアートということですか。

素材が良いとかどうやこうやと違って?

 

 

小林:アート感をプラスと言っても、身頃にグラフィックを入れる的な話ではなくて、

着ることに創意工夫が必要な服とでも申しましょうか…。

現状のバレンシアカスタムは履きやすさと、

必要箇所に寸法をプラスすることで「今を感じるシルエット」に格上げすることが目的なんです。

まぁここまででしたら、さほどXXの歴史から逸脱したデザインにはなってないと思うんです。

なのでここからは、グッとアーティスティックだった、出始めの頃のREDやマルジェラ的な

early2000年代のイメージを更に増幅させてバレンシアをいじくり倒してみたいんですよね。

面白い造形物、着るのにエネルギーを要するパンツ。

その心地よい疲れが逆にエネルギーとなってアガる!ここまで出来たら本望です。笑

 

 

中島:なるほど、そしたら今まで耕してなかったところの人たちにも届き始めるんですね。

 

 

小林:なんかそういう、「古着好き」とか「アメリカンカルチャー好き」とは

また違った人たちへのアプローチへと発展していくような…。

ただやっぱり素材としてはあのバレンシアの雰囲気っていうのはお宝なので、

どんどん数は減っていくだろうけど使い続けていきたいですね。

 

 

 

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中島:でもどうなんですか。言葉にするとアートですけど、形にするとなるとなかなかこう、

例えば今回のイベントでも「Beastie Boys」のTシャツ貼ったサンプルとかもありましたけど、

なかなか差別化というか、難しいじゃないですか。

もちろん万人に受けるものじゃなくていいと思うんですけど、

もっとモノに寄せていくのか、人に寄せていくのか。

どっちのアートなんですか?イメージしてはるのは。

 

 

小林:そうだなぁ。

ある程度カッコイイだったり、次の流行を占うシルエットだったり、

そういったものに目の前の物体をいかに近づけていくかっていうのも楽しみなんですけど、

「面白いね」と言ってくださる人たちの顔を思い浮かべながら処理をしていくのも好きなんですよね。

だからどちらかと言うと人寄りなのかな?やっていることは古典的な注文服な訳だし。笑

逆に、人の要望なぞ我関せずで、ひたすら自分の道をいくっていうのが「ファインアート」の芸術家だと思うんですよ。

 

ただ1つ「これは」って思うのが、

素材であったりブランドの歴史だったりなんだったりで、「1番いい時期の物」を常に使っていきたいわけですよ。

でもそれを「正しく」使わなくてもいい気がするんです。

気分でハサミ入れてもいいのかもしれないし。笑

そこはもう全ての非難を受けつつも、

最後は「まあ小林くんだから仕方ないや」って言ってもらえるところまで、高みに持ちあげたらいいのかなって。

 

 

中島:さっきの魔改造と一緒で、ぎりぎりのことして人を喜ばせたいんですね。笑

でもなんか「アート」っていう風な単語を久しぶりに聞きました、デザイナーさんから。

デザイナーがアートっていうのは、近いようで遠いと思ってるんでね、僕。

それを「商品」で、しかもデニムでってなるともうどんなんをイメージしはるんかなって。

 

今回イベントをさしていただきましたけど、僕ほんとにデニムっていうのは手が出せないジャンルやったんですよね。

僕もずっと古着を触ってた人間として、やっぱりちょっとアンチなとこがあるんです。

どうせやったら「ほんまもんのヴィンテージ穿こうぜ」っていう。

 

けど小林さんの今回のバレンシアのああいったカスタムを見て、

やっぱりちょっと変わりましたね、柔らかくなれた。

だからこそ小林さんの思うアートってどんなんやろって。

またこれから色んなことあると思うんですけど、

また良いのができたらぜひ見せていただきたいなって思いますね。

 

 

小林:もちろんです。

僕は今そこに向かって爆走してるので。笑

 

 

 

いかがだったでしょうか。

ますます目が離せない小林さんとAUBERGE。

今後にもご期待ください。

 

 

 

SlowGun & AUBERGE:Official HP

 

YouTube:AUBERGE Channel

 

 

 

 

 


Vol.3978【AUBERGE Custom Order Fair】

 

本日より始まりました、『AUBERGE Custom Order Fair』。

早い時間から多数のご来店をいただき、ありがとうございました。

 

LEVISやユーティリティーシャツなど、まだお選びいただけるアイテムもございますので、

明日のご来店をお考えの方も楽しみにしていてください。

 

AUBERGE Custom Order Fair

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小林さんの興味深いお話を聞くことができるのも、今回のイベントの醍醐味。

何だこれはという疑問を感じたら、ぜひ色々と質問してみてください。

想像できないほど濃い返事が返ってくることと思います。

 

 

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端っこの方に写っていますが、フランスから持ち帰られた面白いアクセサリーなども置いてあります。

古い鍵や純銀で装飾されたシャンパンコルクなど、アンティークのボタンも含め好きな方には刺さるアイテム。

この辺りにも注目していただければ幸いです。

 

 

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別注のTシャツは本日オンラインショップにアップしたので、

よろしければそちらもチェックしてみてください。

 

それではイベント最終日となる明日もお待ちしております。

 

 

 

【Event】

AUBERGE:Custom Order Fair Vol.2

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【Event】

AUBERGE:Custom Order Fair Vol.1

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【Colmn】

MOTO LEATHERの魅力 

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【New Arrivals】

AUBERGE:db Exclusive LUCK – Navy / 14,040 YEN

WILLY CHAVARRIA:DIRTYWHITE BOY SHORTS – Blue Ink / 24,840 YEN

WILLY CHAVARRIA:DIRTYWHITE BOY SHORTS – Black Power / 24,840 YEN

 

 

 


Vol.3977【AUBERGE Custom Order Fair:LEVIS & INCOTEX Custom】

 

明後日の22日から始まります、『AUBERGE:Custom Order Fair』。

Vol.1とVol.2に分けてイベントページにて紹介しているので、ぜひご覧ください。

 

昨晩のブログで取り上げた『VINTAGE WEAR Custom』も見応えしかありませんが、

やはりメインとして推していきたいのは、バレンシア工場製のLEVIS 501XXを使用したカスタムジーンズ。

抜群の雰囲気を放つ1本を、シルエットの変化や贅沢なリペアなどで遊びつくしてください。

 

AUBERGE Custom Order Fair:LEVIS & INCOTEX Custom

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ベースとなるのは、90年代にアメリカはバレンシア工場にて作られた501XX。

リーバイス社が本気でオリジナルの復刻を目指し、製造したシリーズです。

 

当時はたいして注目もされず、わずか数年で生産も終了。

ですがその後エイジングしたモデルの雰囲気があまりにも良いことが知れ渡り、

一気に人気に火が付きました。

現在では市場にほとんど出回らない、幻のシリーズとして扱われています。

 

 

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一般的な丈つめや補正、補強ではなく、

もっと大胆な『異次元のカスタム』を目指し試行錯誤されたジーンズです。

前後で別の個体を使用することで濃淡を変えてみる。

インシームを裂き別布をあてがうことで、テーパードやワイドといった具合に、

本来のシルエットから大きな変化を与える。

裾の裏にはエルメスのスカーフをはめ込み、ロールアップした際の驚きを。

 

長い年月、洋服作りに真摯に携わってきた小林氏だからこそ表現できた1本です。

 

 

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さて、LEVISをお勧めするのはもちろんなのですが、無視してほしくないものがもう1つ。

当店で「上品なパンツ」と言えばのINCOTEXのスラックスを、カジュアルに穿ける1本へとカスタマイズ。

もちろんこちらも小林氏にデザインしていただきました。

 

 

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春夏素材のINCOTEXの中から好みの1本を選んでいただき、

以下の3種類の内容でカスタマイズさせていただきます。

 

(1)インシーム側に別布をはめ込み、ワイドストレートのシルエットに変更

(2)上記(1)に加え、サイドに側章をプラス

(3)サイドの側章のみ追加

 

またINCOTEXのカスタムオーダーに限り、6月22日から6月30日の期間で受け付け可能です。

※価格は¥40,000(税抜)~となります。ベースとなるパンツ、カスタム内容によって変動します。

 

上品でとろけるような生地をワイドシルエットにすることで生まれるドレープ感がたまらない1本です。

他のカスタムモデルと併せてご覧いただければ幸いです。

 

 

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最後に今回のブログで着用しているTシャツ。

こちらは今回のイベントに合わせて製作していただいた、AUBERUGE × doo-bopの別注アイテムとなります。

「ハイエンド綿Tシャツ」として生み出された『LUCK』というモデルをベースに、

裾リブのデザインからサイドスリット仕様に変更し、さらに着丈も少し長めに調整しました。

 

最上級のコットンであるスビンコットンとギザコットンをミックスし、

それを超度詰めの天竺生地に織り上げてあります。

ラグジュアリーな光沢感、滑らかさを持ちながらもしっかりとした生地感で、

AUBERGE以外ではまずお目にかかれないTシャツです。

 

以下の動画で小林氏が分かりやすく説明してくださっているので、

ぜひチェックしてみてください。

 

 

 

 

それではイベント当日、お待ちしております。

 

 

明日6/21(Fri)は誠に勝手ながら店休日となります。

翌6/22(Sat)より通常営業をさせていただきます。

尚、オンラインショップご注文への返信・発送に関しましては、6/21(Fri)の13時までは当日対応

それ以降のご注文には、翌6/22(Sat)より対応させていただきます。

皆様にはご迷惑をお掛け致しますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 

【Event】

AUBERGE:Custom Order Fair Vol.2

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【Event】

AUBERGE:Custom Order Fair Vol.1

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【Colmn】

MOTO LEATHERの魅力 

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【New Arrivals】

AUBERGE:PILLOW S/S – Ivory / 28,080 YEN

ayame:MATTERHORN2 – SUN – Brown / 43,200 YEN

ayame:ANTOINE – Havana / 41,040 YEN

 

 

 

 


AUBERGE:Custom Order Fair Vol.1

 

 

AUBERGEの小林氏がdoo-bopにやって来ます

 

他と一線を画す洋服を生み出す氏が手掛ける、ヴィンテージウェアのカスタム

2日間という短い期間ですが、とてつもなく密度の高いイベントとなります

圧倒的な世界観に、ぜひ足を踏み入れに来てください

 

 

 

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【Date】

06.22 Sat & 06.23 Sun

 

【Contents】

 

・LEVIS Custom

90年代のアメリカ、バレンシア工場にて制作された501XXを使用したカスタムオーダー

今回のイベントの為に用意したXXの中からお好みの1本をお選びいただき、下記内容にてカスタムを施します

(ベースとなるXXが無くなり次第終了となります)

 

※シルエットチェンジ:テーパード、ワイド、バギー

※ウェストサイズ増減:プラス15cm ~ マイナス4cm

※ダメージ部分の補強:プリントTをはじめとしたテキスタイルによる補強

※レングス調整

※裾裏に別布:アンティークのプリントカーテン、エルメススカーフなど(追加料金)

 

 

・VINTAGE WEAR Custom

60年代ジャングルファティーグシャツ+エルメススカーフ

70年製OG107ユーティリティーシャツ+エルメススカーフ

※アンティーク、ヴィンテージのボタンも多数ご用意いたします

 

 

・doo-bop Special Custom

詳細は後日改めてご紹介いたします

 

 

・価格

LEVIS Custom:¥45,000(税抜)

※裾裏に別布をご希望の方はプラス¥3,000

※私物のパンツを持ち込みいただいた場合でも、カスタムを承ります

その場合は¥35,000(税抜)を基準とさせていただきます

(ただし、501モデル以外の場合は要相談)

 

VINTAGE WEAR Custom:約¥50,000(税抜)

※お選びいただいたオプションによって変化します

 

 

 

 

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『LEVIS Custom』での作例をご紹介させていただきます

 

ベースとなるのは、90年代にアメリカ、バレンシア工場にて作られた501XX

リーバイス社が本気でオリジナルの復刻を目指し、製造したレプリカラインとなります

発売当時は大きな話題になりませんでしたが

長い年月を経たエイジングモデルがあまりにもオリジナルに近い雰囲気を放っていたため

一気に世界中から注目された幻の501XXです

 

現在では市場にほとんど出回らず、手に入れることができたとしても極小サイズが大半です

それらのサイズが合わない501XXを楽しむために、このカスタム企画がスタートしました

 

 

 

 

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一般的な丈つめや補正、補強ではなく、もっと大胆な異次元のカスタム

前後で濃淡を変える

インシームを裂きシルエットを大きく調整

役目が見当たらなかったジーンズに、新たな生命が吹き込まれます

 

 

 

 

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Model:Tapered

 

 

 

 

 

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Model:Wide Straight

 

 

 

 

 

 

 

 

次回更新で、他のCustomアイテムをご紹介させていただきます

ぜひご都合を合わせ、ご来店ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


LEVI’S501を選ぶ。

こんばんは。

INDIVIDUALIZED SHIRTS TRUNK SHOWお越しいただきました方々、誠にありがとうございます。

あなただけの1着、出来上がりを楽しみにお待ちくださいませ。

開催は明日まで。

ご興味ございましたらご来店お待ちしております。

 

今夜はアメリカを代表するジーンズ、『Levi’s』を。

 

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Levi’s 501(used) – Blue – Type A

 

夏に穿きたくなるこの色合い。

USEDの出す自然な色落ちが響きます。

僕が学生時代はまだ当たり前だったアメリカ製。

2003年、アメリカ工場閉鎖により年々稀少になっていると思います。

 

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気兼ねなく穿くには丁度良い雰囲気。

ナチュラルなブルーが新鮮に映ります。

サラ着のスタイリングにワンアイテムUSEDを取り入れていただき、今までとは違ったファッションを楽しんでほしいです。

 

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1960’s Levi’s 501 E

 

そしてもう一本。

こちらはとっておき。

バキバキのBIG E。

 

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ノンダメージ、ノンリペアの状態にこだわったデニムです。

まだ毛羽立ちも。

細かな説明はさて置き、一目見てわかる素材の説得力。

風格というと大げさかもしれませんが、明らかな違いを感じていただけると思います。

 

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男性が憧れるひとつのスタイル。

白Tにデニム。

変らずに受け入れられているのは、カジュアルファッションの出発点であり、終着点だからでしょうか。

 

だからこそ、トライしていただきたい1本です。

僕自身、クローゼットに残るデニムは何故か『LEVI’S』。

本腰入れて選ぶジーパンって良いですよ。

 

doo-bop Shop Blog

金曜日以外更新中です。是非ご覧ください。


vol.3358【Made In USA:Levi’s 501】

 

穿きこんで穿きこんで、淡く色落ちしたジーンズ。

いつの時代も変わることのない1本は、妙に落ち着いた気分にしてくれます。

 

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cardigan / AURALEE:SUPER HIGH GAUGE KNIT CARDIGAN / 31,320 YEN
knit / Needles:V Neck S/S Sweater – Crochet Lace / 15,120 YEN
bottoms / Levi’s:Levi’s 501(used) – Blue – Type B / 8,640 YEN
shoes / Tricker’s

 

usedのジーンズには、今シーズンdoo-bopがお勧めするカーディガンスタイルで。

いい具合に色落ちしたデニムに、AURALEEの上質なカーディガンを合わせることでカジュアルになり過ぎないように。

中に着たNeedlesのレースニットが、さりげない艶やかさ演出してくれます。

 

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2003年にアメリカ国内工場が閉鎖し、需要の高さもあって年々貴重になってきているアメリカ製Levi’s

この年代の、良い意味で少し野暮ったさのあるデザインには、ビンテージとはまた違った魅力が詰まっています。

力を抜いて、気兼ねなく着ていただけるのもその1つかと。

 

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前の所有者が、おそらく適当に切ったのであろう裾部分。

こういったところに惹かれてしまいます。

 

 

本日イベントページを更新しておりますので、宜しければ合わせてご覧くださいませ。

doo-bop Indian Jewelry Fair 2017 Vol.6

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【New Arrival】

R&D:ヒノキドライ / 1,836 YEN

Abbey:レザースティック / 7,020 YEN

M.MOWBRAY: Sole Moisturizer / 1,620 YEN

 

【Event】

doo-bop Indian Jewelry Fair 2017 Vol.5

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