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やっぱり良いのCarmel Jacket。


24SS、Carmel Jacket扱います。

ブランド設立当初から展開されている品番だけあって、ご存知の方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
僕自身もブランドの顔として、憧れ見てきた品番です。
doo-bopで紹介させていただくのは、ホント久しぶり。
時代が移り変わっても、変わらない魅力を秘めた強い一着です。


South2 West8 Carmel Jacket – C/N Grosgrain – Purple


ブランドを代表するTenkaraシリーズが『動』のデザインであれば、こちらは『静』と言えます。
クラシックアウトドアのアウトライン、そこに加えられたオリジナリティがジンワリと響いてくるのです。

素材には緯糸にコットン60%、経糸にナイロン40%の混率で組織された60/40クロス。
アメリカのクラシックなアウトドアを語る上では外せません。
水を含むとコットンが膨張し、生地目が詰まって、
ナイロンの撥水性と合わさることで、更に水を弾くようになるという仕組みです。
今では技術も進歩して、もっと便利な素材や完全防水も多く見られるようになりましたが、
それでも 60/40クロスでないと!と思わせてくれる味わい深さがございます。

コットンならでは天然素材の美しさ、そして今の我々からすると、
発展途上とも取れる素材に、当時の努力も垣間見ることが出来ます。
多くの人が喜び、救われてきた素材を身に纏うというのも男のファッションしていて良いのです。

ただそれだと、アメリカ製のジャケットに落ち着くわけですが、
そこも十分良いのは分かりつつも、変化球が好きなのって方への提案です。

Carmel Jacketの何が惹きつけるのか。
と今一度考えてみると、
丸みや立体的な部分にあるのではないかと感じました。




ナイロンジャケットの多くは平面的でペタっとした感がありますが、
Carmel Jacketは胸ポケットのみ、丸みを帯び立体的につくられています。
収納物を考慮してだと思いますが、
デザイン的にも他のポケットと異なり、緩急が付いているように見えませんか。
もちろん斜めの配置も一役買っています。




その胸ポケットとリンクするかのような、
襟の丸みもポイントです。
フードを収納する為ではありますが、
この絶妙な服らみがクラシックかつ愛嬌のある顔に映します。




色物が気に入っていただけるなら、今期のPurpleは抜群のカラー。
後悔させるほどだと思います。
色気感じるアウトドアジャケットです。
先程お伝えしたように60/40クロスは、縦横で素材が異なる為、
玉虫色のような効果もございます。


South2 West8 Carmel Jacket – C/N Grosgrain – Black



安定感のあるBlackもご用意しておりますので、
ディティール、素材感を素直に楽しみたい方は、
こちらもお試しください。



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