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ちょこっとヴィンテージ小話。


12/9、10の2日間が最高に楽しみ。
稲葉さん、Pantherさん、秋田さんと沢山のメンバーでお待ちしております。
いつもと違うdoo-bop、フェス感覚でお楽しみいただけますと幸いです。

注目いただきたい商品としては古着。
グッドなレギュラーからヴィンテージまでしっかりとご用意しております。

今回、数本ヴィンテージリーバイスもご用意出来ました。
王道ですが、良いものは良いです。
目にすると、やっぱりオリジナルは違うよなと、あらためてモノの持つ強さを実感させられます。




今回のブログは趣向を変えて、ヴィンテージ小話。
リーバイスの場合、XX→Big E→66なんて流れで製造された年で呼び方が異なり、
カテゴリー分けされています。
便利な時代で『Big E』と検索すれば、より細分化してカテゴリー分け出来るほど、
各ディティールの情報が手に入ります。
ただし、集めた情報で完全に読み取ることが出来ないことも。
ディティールの変更って、チャンネルを切り替えたみたいに、
ある瞬間から全ての工場で実行することは難しかったと思います。

ですから移行期と言われる『変わっていく過程』の個体も存在するのです。
例えば生地の雰囲気はBig Eなのに、各ディティールは66みたいな。




そういったところもアメリカらしくて魅力です。
ちょっと古い生地が見つかったから、一緒に縫っちゃえ的な。

前置きが長くなりましたが、今回のイベントでご用意出来た内の1本は、
恐らく生地がXXでディティールはBig Eの中でも初期に分類されるタイプ物。

生地感ってどうやって見分けると言われると辛いのですが、
一言で言うと経験によるところ。
前職の洋服修理の際、ヴィンテージデニムを多数お預かりさせていただきました。
デニムを見つめる時間は、相応に長かったと思います。
その中で気付くのです。
コレ生地の雰囲気違うぞって。




しかし多くのメディアやSNSではそのことには触れません。
とても伝えにくいですし、あまりに感覚的ですから。

でもそういのって知れたら、嬉しくないですか。
せっかく気に入って、手に入れたBig E。
生地はXXって思って所有したら、もっと愛着沸くと思うんです。
そうやって気持ちを満たしてくれるのもヴィンテージの魅力。




もしかしたら様々な背景やWebには載らないこともお伝え出来るかもしれません。
少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです。



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