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AUBERGE リメイクデニム②

「エライものを手に入れてしまった」

そう思っていただけるモノしかないイベントになりそうな予感。

denim以外にも仕込んであるので、そちらは次回に。

では、いきますよ!

先ず、ウエスト部分のremake。

気に入った個体があるのに、ウエストサイズが合わない場合は

+15cmから-4cmまで、伸ばしたり縮めることが可能です。

 

 

 

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こんな感じで別生地を縫い合わせるわけです。

ご丁寧にベルトループは、一度外して付け直してくださいます。

denimの濃淡が、イイ感じです。

この縫い合わせる生地の色目も選んでいただけます。

 

 

 

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そして、バリイケてるサイドのV字縫い合わせ。

これが手間かかるんですよ。

サイドを裁いて、腰部分(ベルトを通す箇所)も裁いて

縫い合わせる、これはマジ邪魔くさい。

 

 

 

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ワイドシルエットにする場合は、

こんな感じで、内股に別生地を移植。

こちらもお好みの色味の生地を選んでいただけます。

 

 

 

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よーくご覧ください。

この部分だけで、3つの生地が組み合わさってます。

ほんとにお見事!!

現物は、画像よりも格段にエエ雰囲気プンプンです。

このような手間山盛りremakeをAUBERGEデザイナー小林さんが

直々にやってくださるのです。

信じられないレベルです。

そして最後にお伝えしたいのが、使用するdenimです。

単なるusa生産のLevisじゃなく、本家本元のLevis USAがド真剣にXXを

甦らそうとし、数年間しか生産されなかった個体しか使用しない拘り。

日本のレプリカメーカーが、XXを目指して作るのではなく

本家本元のLevisが、自社の過去のモデルを蘇らせる、

ここにおおきな意味があるわけです。

どうしても限られた本数になりますので

本気でお考えの方は、早めのご来店をお願いします。

 

 

 

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AUBERGEのリメイクデニム。

今回は、特別です。

12年目にして、やっとです。

この領域は、そんな簡単に手を付けれなかった。

それだけ特別だし、強烈に難しい世界だと思う。

洋服屋なら、必ずあるであろうdenim 5 pocketを毛嫌いしてきたのではなく

心底お勧めできるのは、ゴリゴリのヴィンテージだけ。

今もその想いは、強くあります。

 

昨年、AUBERGEのアトリエにお邪魔したとき、

無造作に重ねられていたLevi’s、明らかにヴィンテージの匂いプンプン、

色落ち・雰囲気から、XXであろう個体の数々。

 

 

 

 

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デザイナー小林さんに、詳細を尋ねると

80年代後半に、Levi’s USAが本気で1950年代の501xxを復刻させようという

プロジェクトがあり、その矛先が向いたのが縫製レベル極上と噂されるバレンシア工場。

生地、縫製、仕様等を可能限り、追求したのですが

当時は、ボヤで終わってしまったようです。

そして、30年ほどの月日が経ち、その個体たちがオリジナルのXXに負けない雰囲気・色落ちで

スリフトストアーにポツポツ出始めたのです。

当初は、敏腕の日本バイヤーも見間違えたほどの仕上がり、

さすが本気の本気Levi’s USA、恐るべし。

 

 

 

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そのバレンシアデニムだけを集め、デザイナー小林さん自らがハサミを持ち、

ミシンを踏んでカスタムしていただけるイベントを開催します。

日取りは、6/22,23、両日共に小林さんが当店まで来てくれます。

昨年、お会いした中で一番のド変態、歩く洋服図鑑小林さん。

お会いするだけで分かります。

時間空けておいてください、後悔はさせませんよ。

その他、詳細は次回につづく!

 

 

 

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AUBERGE:Custom Order Fair Vol.1

 

 

AUBERGEの小林氏がdoo-bopにやって来ます

 

他と一線を画す洋服を生み出す氏が手掛ける、ヴィンテージウェアのカスタム

2日間という短い期間ですが、とてつもなく密度の高いイベントとなります

圧倒的な世界観に、ぜひ足を踏み入れに来てください

 

 

 

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【Date】

06.22 Sat & 06.23 Sun

 

【Contents】

 

・LEVIS Custom

90年代のアメリカ、バレンシア工場にて制作された501XXを使用したカスタムオーダー

今回のイベントの為に用意したXXの中からお好みの1本をお選びいただき、下記内容にてカスタムを施します

(ベースとなるXXが無くなり次第終了となります)

 

※シルエットチェンジ:テーパード、ワイド、バギー

※ウェストサイズ増減:プラス15cm ~ マイナス4cm

※ダメージ部分の補強:プリントTをはじめとしたテキスタイルによる補強

※レングス調整

※裾裏に別布:アンティークのプリントカーテン、エルメススカーフなど(追加料金)

 

 

・VINTAGE WEAR Custom

60年代ジャングルファティーグシャツ+エルメススカーフ

70年製OG107ユーティリティーシャツ+エルメススカーフ

※アンティーク、ヴィンテージのボタンも多数ご用意いたします

 

 

・doo-bop Special Custom

詳細は後日改めてご紹介いたします

 

 

・価格

LEVIS Custom:¥45,000(税抜)

※裾裏に別布をご希望の方はプラス¥3,000

※私物のパンツを持ち込みいただいた場合でも、カスタムを承ります

その場合は¥35,000(税抜)を基準とさせていただきます

(ただし、501モデル以外の場合は要相談)

 

VINTAGE WEAR Custom:約¥50,000(税抜)

※お選びいただいたオプションによって変化します

 

 

 

 

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『LEVIS Custom』での作例をご紹介させていただきます

 

ベースとなるのは、90年代にアメリカ、バレンシア工場にて作られた501XX

リーバイス社が本気でオリジナルの復刻を目指し、製造したレプリカラインとなります

発売当時は大きな話題になりませんでしたが

長い年月を経たエイジングモデルがあまりにもオリジナルに近い雰囲気を放っていたため

一気に世界中から注目された幻の501XXです

 

現在では市場にほとんど出回らず、手に入れることができたとしても極小サイズが大半です

それらのサイズが合わない501XXを楽しむために、このカスタム企画がスタートしました

 

 

 

 

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一般的な丈つめや補正、補強ではなく、もっと大胆な異次元のカスタム

前後で濃淡を変える

インシームを裂きシルエットを大きく調整

役目が見当たらなかったジーンズに、新たな生命が吹き込まれます

 

 

 

 

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Model:Tapered

 

 

 

 

 

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Model:Wide Straight

 

 

 

 

 

 

 

 

次回更新で、他のCustomアイテムをご紹介させていただきます

ぜひご都合を合わせ、ご来店ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


Vol.3886【2019 Spring Style Vol.1】

 

春らしい陽気に包まれた本日。

ようやく冬も終わりかなといったところです。

昨年末から入荷が始まっていた春夏の洋服ですが、

いよいよ本格的に活躍してくれそうですね。

 

というわけで本日は春アイテムを使ったスタイリングをいくつか組んでみました。

明るい色味を身にまとうだけでも、新鮮さにわくわくします。

 

 

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Jacket:Needles / D.N. Coverall – C/L Twill / Paint
Shirt:Rebuild By Needles / Flannel Shirt -> 7 Cuts Shirt
Bottom:mando / Polyester Sarrouel Pant
Shoes:NORIEI / PENNY LOAFER(KUDU SUEDE)

 

今期Needlesのジャケットの中でも特にお勧めしているのが、こちらのカバーオール。

清涼感のあるホワイトカラーのジャケットに、パープルのインクを無造作にオン。

ですがこのインクは色褪せたような、ドライな質感に仕上がっているので、

インパクトはありながらもエグくなり過ぎない絶妙な格好良さを演出してくれます。

 

インナーにはRebuild By Needlesの定番リメイクシャツを。

不揃いな裾に古いネルシャツならではの色合いは、インナーとして活躍してくれます。

個人的にも3枚所有していますが、1枚1枚表情が違うのでさらに欲しくなってしまうシャツです。

 

トップスにかなり癖を持たせたので、パンツはmandoのスラックスを。

mandoは柄の入ったパンツも良いのですが、このプレーンな定番モデルも便利です。

サマーウールかと思ってしまうような品のある表情をしたポリエステル生地は、

手入れも楽なうえ綺麗なスタイルを組むときに役立ちます。

それでいて独特のシルエットによりドレスにはならない、抜け感のあるスタイルに仕上げてくれます。

 

そして足元にはNORIEIの新作ローファーを合わせてみました。

ブランドらしい丸みのある、カジュアルスタイルにも溶け込んでくれるローファー。

クーズースウェードの柔らかくしっとりとした革質も魅力です。

 

 

 

 

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Jacket:Engineered Garments / Dayton Shirt – High Count Twill
Shirt:Engineered Garments / Camp Shirt – Botany Printed Lawn
Bottom:Engineered Garments / Fatigue Pant – 6.5oz Flat Twill
Sandal:WALTZING MATILDA

 

次は全身Engineered Garmentsで。

当店では珍しいベージュカラー、いざ着てみると新しい発見があるかもしれません。

アウターには定番モデルのDayton Shirt。

春らしさのある薄手のツイル素材は程よい光沢があり、色味も相まって品の良さを感じさせます。

名前に「シャツ」と付いてる通り、シャツの様な感覚で着ていただけます。

夏までのライトアウターとしていかがでしょうか。

 

インナーは今期の柄の中でも目を引いた、鮮やかな花柄のCamp Shirt。

半袖のシャツは1枚ではまだ早いですが、インナーとしてならどうでしょう。

とにかくこの柄がとても良かったので、当店では2色展開しています。

今回はベージュと相性の良いホワイトベースで。

 

ボトムには名作Fatigue Pant。

ですが今シーズンはパッチワーク仕様となっていて、いつもと違った雰囲気でお楽しみいただけます。

リラックス感がありながらも癖のないシルエットは、様々なトップスとのスタイリングで活躍してくれます。

ポケットやサイドシームのパッカリングが良い表情、好きな人も多いのでは。

パンツ自体に程よいデザイン性があるので、白いTシャツ1枚と合わせただけでも素敵です。

 

インスタグラムのスタイルでも時々使っているサンダル。

店頭にもまだ並んではいないのですが、この夏用にと仕入れてあるものです。

また時期をみて紹介させていただきますが、気になる方はお気軽にお声掛けください。

 

 

 

 

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Cardigan:JOHN SMEDLEY / WHITCHURCH
Inner Knit:JOHN SMEDLEY / BRAEDON
Bottom:AUBERGE / MARCELLO
Shoes:Tricker’s / Exclusive CHURCHILL

 

最後は素材の良さに自信のあるブランドで。

シンプルですが確かな説得力のある、モノに拘りがある方に選んでいただきたい洋服です。

 

トップスにはJOHN SMEDLEYのニットをアンサンブルで。

これらはブランドの持つSEA ISLAND COTTON(海島棉)を使用しています。

世界中でも一部の地域にしか生息しない綿花を、手摘みによって収穫した特別なコットン。

とろけるような滑らかな肌触りに、シルクの様な上品な光沢感。

吸湿性にも富んでおり、長い年月、極上の着心地を約束します。

ボディー部分と袖・リブの継ぎ目はひと針ひと針、職人が手作業にてつなぎ合わせています。

それによって機械では不可能な、完璧な美しさと着心地を実現しています。

 

ボトムは反響をいただいているAUBERGEのものを。

先日紹介したネイビーのシャツとパンツも早くも完売となり、

このブランドの洋服が持つ力強さに圧倒されています。

ややハイウエストが特長的な、イタリア軍のパンツをデザインソースとしたMARCELLO。

縦糸にオレンジ、横糸にオリーブの糸を使用した超高密度のギャバジン生地は、

コットンとは思えない艶感と撥水性を持ちます。

サイドのスケールポケットやダブルニーの仕様など、

デザイナーのセンスが光る、カテゴリーを越えたデザインも魅力です。

 

足元は当店のスタイリングでは欠かすことのできない、Tricker’sのCHURCHILL。

これまでにも幾度となくご紹介させていただきましたが、やはり代わりの効かない1足です。

艶やかなベルベットのスリッポン型に、上手いのか下手なのかよく分からないインパクト抜群の刺繍。

それなのに意外なほど幅広いスタイリングにマッチするというから驚きです。

サイズが欠けてはいますが、まだ試していない方は一度足を入れてみて欲しい靴です。

 

 

珍しいかたちのブログとなりましたがいかがだったでしょうか。

好評でしたらまたVol.2も書いてみようと思います。

 

 

 

【New Arrivals】

 

 

 

 


AUBERGE PILLOW PANTS – Navy。

新ブランド、AUBERGEから痺れる品番の到着です。

 

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AUBERGE PILLOW PANTS – Navy

 

何がスゴイって、こちらの素材。

ビックリするほど高密度で織られたコットン素材は、

触ると今までに感じたことないほど滑らかです。

デザイナー小林様が日本一高密度とおっしゃっていました。

日本の技術力恐るべし!

素直にそう感じていただけると思います。

 

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スゴイポイント、その2。

仕上げに『磨く』

生地を磨くって聞いたことありますか?

生地表面を起毛ではなく、磨くことで高級ホテルのシーツのような体を包み込むような肌触りに。

世界でも静岡県は浜松でしかできない加工だそうです。

 

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シルエットはテーパードの効いたストレート。

クセのないラインにより、素材の美しさが引き立っています。

スタイリングどうしよう?って服好きの想像力を掻き立てくれますよ。

 

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着用時、ウエストベルトをパチンとすると、それだけで気分が良くなってくるから不思議。

洋服がもっと楽しくなってきそうです。

 

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Vol.3883【AUBERGE : PILLOW L/S & PANTS】

 

『日本一高密度なコットン生地』

そう聞いただけで、どんなものなのかと気になってしまいます。

そして実際に目にしてみると、納得せざるを得ない力強さ。

これまでに数多くの洋服を見てきた人も思わず唸る、シャツとパンツが届きました。

 

AUBERGE : PILLOW L/S & PANTS

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『日本一』という表現は決して大げさなものではなく、

このシャツとパンツに使用されている生地を織ることができるのは、日本に一社しかありません。

髪の毛より細い100番単糸を、織目が判断できなくなるほどまで高密度に。

ほのかな光沢のある生地はつるりとした手触りで、これがコットンなのかと驚かされます。

AUBERGEというブランドが拘る『最高の素材』と言うものに相応しい仕上がりです。

 

そんな生地を使用した洋服、まずはパンツから。

イタリア空軍のヴィンテージパンツをデザインソースとしながら、

現代的にアレンジされたシルエットが美しい1本です。

 

 

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特徴的なウエストベルトの折り返しデザインや、

ファスナー付きのバックポケットなど、オリジナルに忠実なディティール。

ですがそこにブランドらしいパーツを用いることで、洗練された印象に。

また同生地のシャツにも言えることですが、非常に細かな縫製にすることで、

カジュアルアイテムでありながらも上品な表情をしています。

 

 

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対してシャツ、こちらはフランスの映画監督「ゲンズプール」が着用していたワークシャツからきています。

一見プレーンさを感じるシャツですが、珍しい肩回りのデザインや、袖口に入ったたっぷりのギャザーなど、

見る人が見れば分かる「ただ物ではない」仕様の数々。

ボタンも全てアンティークのものが使われていて、よく見ると1つ1つ異なるデザインをしています。

 

 

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日本の高い技術を詰め込んだ圧倒的な生地、そして丁寧な縫製。

それでいてどこか余裕を感じる佇まいが、このパンツとシャツの魅力です。

 

とにかく一度手に取ってみてください。分かっていただけると確信しています。

 

 

 

【New Arrivals】

AUBERGE:PILLOW L/S – Navy / 31,320 YEN

AUBERGE:PILLOW PANTS – Navy / 38,880 YEN

COMESANDGOES:SOMEWHERE CAP – Black / 9,936 YEN

COMESANDGOES:SOMEWHERE CAP – Musterd / 9,936 YEN

COMESANDGOES:SOMEWHERE CAP – Mintgreen / 9,936 YEN

ink:CHEF – Khaki – Size L / 30,240 YEN

 

 

 

 

 


AUBERGE  VANVES。

とんでもない洋服と出会いました。

『AUBERGE』

2019SSよりdoo-bopのラインに加わりましたブランドです。

 

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AUBERGE  VANVES – Khaki

 

ミリタリーエッセンス感じるデザインに上品な素材。

それだけ言うと、世間に溢れたモノのようですが、別モノだと思ってください。

素材、縫製、デザインと全てにおいてデザイナー小林様の洋服に対する熱い気持ちが溢れているように感じます。

 

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アメリカ軍のサルベージパーカーをベースにロイヤルネイビーからインスパイアされたディティール。

ヴィンテージ洋服への理解、そして愛があるからこその表現を感じます。

何より両アイテムはオリジナルはプルオーバー。

そこをフルオープンで表現される柔らかな発想が素晴らしいと思います。

 

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こちらはタテ糸にオリーブ、ヨコ糸にオレンジを使用された玉虫色。

極限まで密度を高めて織られている為、コットン100%ながら水の侵入を防ぐ撥水性能をもっております。

 

その違い、生地を触っていただいければ、感じていただけると信じています。

 

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織りネームの付け方まで情熱を注ぎ込まれています。

1950年代のココシャネルでは、こちらのように丁寧に手でまつられていたそうです。

こういった美しい手仕事を現代の洋服でも味わえる幸せ。

決してひけらかすモノではないのですが、だからこそデザイナー小林様の『熱』が伝わってきます。

 

『熱い』服着てみたくはないでしょうか。

AUBERGEご覧くださいませ。

 

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Vol.3858【AUBERGE:MARCELLO】

 

本日で1月も終わり。

2月は逃げる、3月は去ると言いますので、この冬もあっという間に感じるのでしょうか。

 

さて、昨晩ご紹介したAUBERGEのパーカーですが、早速の反応ありがとうございます。

実際に手に取っていただくと、このブランドの洋服が持つ熱量の違いを感じていただけるかと思います。

本日はパーカーと同生地を使用したパンツのご紹介です。

こちらも思わず唸ってしまう1本となっておりますので、お見逃しなく。

 

AUBERGE:MARCELLO

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ややハイウエストが特長的な、イタリア軍のパンツをデザインソースとしたMARCELLO。

そこに艶感が美しい高密度のギャバジン生地を合わせました。

 

パーカーと同じカーキに加え、パンツではベージュカラーもセレクト。

こちらはトーンを変えたベージュの糸を縦糸と横糸に使用することで、表情豊かに仕上げられています。

さらっと普通ではないことをしているところに、AUBERGEらしさがあるのかもしれません。

 

 

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ミリタリーパンツがベースですが、そこにダブルニーやスケールポケットなど、

ワークのディテールも盛り込まれています。

親しみを感じるデザインながらも、ジャンルを超えた遊び心ある洋服。

そこに宿る魅力がとてつもないのです。

 

 

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ちなみにこのブランド、ネームタグ1つにも拘りが凝縮されています。

見慣れない形をしているのでデザイナーの小林氏にお伺いしたところ、

丁寧かつ熱量のこもった長文で解説していただきました。

以下がその内容の一部を抜粋したものです。

 

『AUBERGEのネームはココシャネル・オートクチュールネームがベースとなっております。

1958年から71年までの間に生産された物にこの形状のネームがございます。

このネーム、テープとして作った後、4角をハンドアイロンで折り、くの字の部分のみ手まつりで取り付けをいたします。

4方向織りがバイアス(ななめ)の地の目になるのでややぷっくりとして雰囲気があります。

斜めは絶対に機械では折れないので、いかにもオートクチュール感が出るネームとして、いずれこの手法を取り入れようと20代の頃から寝かせておりました。

AUBERGEは日本での究極フェティッシュな物作りを目指しておりますので、織りネームもこの位、一見普通だけど、おやっ??としたかった訳です。

ニットは手まつりで、その他はミシン付けですが、くの字以外を縫い残すシャネルの指示は守っております。』

 

隅から隅まで、出来ることは全てやったという洋服。震えます。

 

 

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明日2/1(Fri)は誠に勝手ながら店休日となります。

翌2/2(Sat)より通常営業をさせていただきます。

尚、オンラインショップご注文への返信・発送に関しましては、2/1(Fri)の13時までは当日対応

それ以降のご注文には、翌2/2(Sat)より対応させていただきます。

皆様にはご迷惑をお掛け致しますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 

【Roots】

PROTOTYPE:Brownie Ⅱ

8

 

 

【New Arrivals】

ayame:NEWOLD 2 – SUN – Crm×Dk.Grn / 35,640 YEN

 

 

 


Vol.3857【AUBERGE:VANVES】

 

9月の中島ブログで、とんでもないデザイナーと出会ったと言っていたのを覚えているでしょうか。

そのとんでもない人が作るとんでもない洋服が到着しました。

ブランド名はAUBERGE(オーベルジュ)。ぜひ覚えておいていただきたいブランドです。

 

AUBERGE:VANVES

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SLOWGUNのデザイナー、小林氏が2018awシーズンに立ち上げた、

今期で2シーズン目となる新しいブランドになります。

AUBERGEとはフランス語で「料理割烹」のような意味を持ち、

最高の素材を用いて、最高の職人が調理するといった想いが込められています。

 

 

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洋服をそれなりに見てきた方であれば、

一目で使われている生地やパーツの凄さを感じていただけるかと思います。

 

今回入荷したアイテムに使われているのは、『超ウルトラ度詰めコットンギャバジン』。

国内でもごく僅かな工場でしか織ることのできない、高密度の生地になります。

コットン100%にも関わらず、完全に近い撥水性を持ちます。

水を垂らしてみると、ノルウェージャンレインのコートの様に、玉状の水が生地の上で転がります。

 

そしてこの生地、縦糸にはオレンジ、横糸はオリーブと2色の糸が使用されています。

先染めによって染色された鮮やかな糸を織り上げることで、

光が当たると玉虫カラーのように奥行きのある表情を見せてくれます。

 

 

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ヨーロッパやアメリカのヴィンテージミリタリーやワークウェアなどをデザインソースに、

小林氏ならではの感性を加えたディティールの数々。

このパーカーは1940年代のアメリカ軍サルベージパーカーをベースに、

イギリス軍のスモックパーカーに見られるポケットディティールを組み込んでいます。

 

また一風変わったウェストのドローコードには、

京都のヴィンテージマーケットで探し出してきた、着物用の帯留めが選ばれています。

房部分が大きなものは通すのが大変だったという、制作側の裏話も。

 

 

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お試しくださいと言わずとも、

現物を見たら自然と手が伸びる1着です。

 

 

 

 

【Roots】

PROTOTYPE:Brownie Ⅱ

8

 

 

【New Arrivals】

AUBERGE:VANVES – Khaki / 74,520 YEN

AUBERGE:MARCELLO – Beige / 34,560 YEN

AUBERGE:MARCELLO – Khaki / 34,560 YEN

 

 

 


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