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QUODDYのBlucher。



QUODDYのモカシンシューズがバチっとサイズ揃いました!
※おかげ様でサイズ8(26.0cm)とUS10(28.0cm)は完売となりましたが、
以外のUS6H(24.5cm)~US9H(27.5cm)までご用意ございます。


QUODDY Blucher – Black



QUODDYの顔とも言える「Blucher」は抜群の安定感。
3アイレット、外羽根にクラフト感のあるハンドソーンのトゥ先。
どこを取ってもクラシックでオーセンティックです。

レザーシューズならではの引き締め感がありながらも、どこか開放的。
TRAIL MOCCASINだけあって、本格的な登山とかじゃない手軽なハイキング感も今の気持ちにピッタリきます。
だからかデッキシューズ型ですが、海の匂いが控えめ。
かと言って山かというとそこまで。
街に馴染む顔ってところも気軽に履ける理由です。




アメリカ人のおじさんが一つ一つ針を持って、革に穴を開けて縫い上げる。
そんなモカシンシューズ。
だからこそ1足ごとに微妙に顔が違うのも愛嬌。
というのも熟練の職人が革の部位、ステッチの強さ、
間隔を要所により使い分けることで耐久性とフィット感を両立しているから。
要はどれも同じに仕上がるように狙っていないのです。
適正を見て仕上げるというアメリカらしいアバウトさも良いなと。
たまたま説もありますが。。


アッパーに使用した『Horween(ホーウィン)社』のクロムエクセルレザーと相まって、
アメリカ靴の良さが溢れんばかりに出ています。
ご存知の方も多くいらっしゃると思いますが、こちらのレザーは肉厚で耐久性が高く、
油分もたっぷりと含んでいる為、水にも強い特性がございます。
履き込むほどに自身の足を憶え、馴染みも早い為、手放せない一足になるはずです。
(HorweenはALDENへも革を供給しているメーカー、
価格的なところを考慮しても、今商品はお勧め出来ます)




QUODDYのモカシンは、クッション性とデザイン性だけでなく、履く人の足がしなやかなレザーによって包まれて、それによって足の筋肉、骨格、腱が自然な動きを保てるようにサポートされています。




ちなみにアウトソールのキャンプソールは、
適度な硬さで減りにくく、地面をしっかりと捕えます。
ボンドによって貼り付けられているのではなく、マッケイ製法に近いかたちで、
靴底に縫い付けられているので、柔軟性を保ち、ソール交換可能です。




今回は市場で流通している価格より選びやすいかと思います。
(実は昨年の夏、値上がりを見越して、先に押さえていた為です)

アメリカ製のモカシンを狙っている。
気になっているということでしたら、様々な条件揃っているQUODDYをお勧めします。


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週2更新(週央と日曜)です。是非ご覧ください。


superNova.のデニム。


superNova. POP UPも後半戦突入。
フェア前半で好調の品番もメーカーのサポートで、しっかり揃いました。
今週末11日(日曜日)までとなりますので、お時間ございましたらご覧ください。
中でも頭一つ抜けて好調なのはデニムです。


superNova. Selvedge wide jeans – Old vintage wash – Mid Black


リアルなフェード感は今の空気感満載。
やり過ぎ感なく、自然体。
でも今の流れをキャッチしている感じが良いのです。




パタンナー出身のデザイナーということもあってか、シルエットは流石。
デニムパンツという定番アイテムだからこそ、その時々の時代感は出やすいと思います。
1タック入った裾までズドンのワイドシルエット。
どうしてもシンプルなスタイルになる春夏に最適です。
しっかりと今の気持ちと噛み合いながらも、驚くのは幅広い年齢層に喜んでいただいているところ。




スタッフ間でも当店オーナー中島はじめ20代前半の内田がそれぞれ気にって購入。
それも日々の発信等のスタイリングで使用して、欲しくなってしまったとのこと。
使えるイメージが沸くって大切です。
ちなみに女性のお客さんにも喜んでいただいております。
サイズもS~Lまであるのはフェアだからこそ。

superNova. Selvedge wide jeans – Old vintage wash – Lt.indigo


暑い時期でもついつい手に取ってしまう良い感じのブルー。
ブラックと本気で迷われる方多いです。
両カラーお選びいただく方もいらっしゃるほど。
それだけ優秀で心を掴むデニム。
バックボーンとかじゃなく、
カッコいい!穿きたい!と素直に感じていただけるのです。




そういったところがsuperNova.の魅力なんだと思います。
ファッションですから難しく考えず、直感も大切に。


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db Ex GRENADE好調です。


武骨な骨太ディティールに上質なコットンシルク素材のハイブリッド。
これまでの別注ショーツ史上、最もデザインと素材のギャップを感じていただけます。
もちろん良い意味で。

ダックハンターと言われるプリント迷彩の生地がヴィンテージのオリジナルになるのですが、
AUBERGEにお願いするのならということで、
とことん上質な素材に拘って仕上げていただきました。
コットンシルクにミリタリーデザイン。
どこにもないバランスが魅力です。


AUBERGE db Ex GRENADE – Beige


一番のポイントは何といっても、印象的なバックポケット。
今回のショーツのデザインの肝と言えるところです。
これは1940年代の僅かな期間にのみ製造された、
USMC(アメリカ海兵隊)の『Flogskin HBT Pants』をサンプリング。
主にほふく前進などで戦地に乗り込む際に、
ポケットの中に手りゅう弾等の小型武器などを収納していたと思われます。
と言った経緯でGRENADE=手りゅう弾とネーミングしました。

余談ですが、実用性に欠けていたのか生産されていたのは短い期間の為、
レア度も増してヴィンテージラバーに愛されているデザインでもあります。
バックポケットがスカートのように見える為、
ガンダムのドムの下半身のようなところから『ドムパン』とも言われています。




対して前身頃は、スッキリとしたファティーグ型。
ステッチによるパッカリングが静かなデザインに花を添えます。

生地を選ぶ中、このカラーに魅かれたというのも大きな理由です。
タテにベージュ、ヨコにオレンジで構成された玉虫色は、
洋服がお好きな方なら、一目見て品の良さを感じていただけるカラーです。
(オレンジは強く主張しません。ほんのりと赤みを感じる位です。
グレーとベージュを合わせたようなグレージュ系をイメージください。)




オリジナルはリバーシブル仕立ての為、そこも忠実に再現。
裏面にもベルトループやバックポケットがしっかりと。
AUBERGEのタグさえ気にしなければ、こっち側で着用しても楽しいかもしれません。

気になる方は、若干縫い跡残りますが、取ることも可能です。
ご希望の方はお申し付けくださいませ。




またベルトの通し方が特殊で、お問い合わせもいただきましたので、
あらためてお伝えさせていただきます。
前身頃はループが付属している為、通常通りですが、
後ろはボタンホールに通す仕様。
違和感を感じられるかもですが、ここもオリジナルに忠実です。




見ためと裏腹に流石AUBERGEと頷けるポイント盛り盛り。
おかげ様で好調です。
ちなみにサイズ38、40、44が残り僅かとなります。
該当サイズで迷っていらっしゃれば、お早めにジャッジください!





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明日5/1からVintage Tee 発売。


明日5/1からVintage Tee 発売!
お電話やメール等でのお問い合わせありがとうございます。

今一度スケジュールを。
5/1 11時より店頭販売開始いたします。
オンラインショップには5/3にアップいたしますが、
全て1点物です。
各発信で目に留まる個体がございましたら、お問い合わせください。

もちろん事前告知分以外もご用意しております。
今回のブログはその一部を紹介させていただきます。
スペシャルたちをどうぞ。




お好きな方なら一目見てお分かりいただけるかと。
Red Hot Chili Peppersの1995年発売の『One Hot Minute』のアルバムジャケットによるGood Print。
アルバム発表後のツアー物、もちろんオリジナルです。




音楽性に共感し、選ばれるのも1つ。
ですがそれ以上にシンプルに1つのTシャツとして見つめ直した際、
グラフィックの強さに魅かれることでしょう。




Pink Floydの1994年発売の「The Division Bell」のアルバムジャケットのプリント。
グラフィックはイギリスのアートデザイナーStorm Thorgersonによるものです。
アート性が高く、Pink Floydを聴いたことがなくとも、
このグラフィックは目にされた方もいらっしゃるほど。




ちなみにサイズはXL。
今回のイベントの中心サイズはL~XLですので、
皆さんが今着たいサイズでご提案出来るかと思います。
(レッチリもXLです)




超スペシャル。
83年のGrateful Dead。
色合い、構図、世界観と素晴らしい一着。

MY FREEDAMN! 4掲載のオンザブックです。



それでは明日もお待ちしております。


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最高のベルトを。


同じ身に着けるなら、とことん気持ちが上がるもの。
10~20代前半の色々なものを試す時期が過ぎ、
明確に好きなものが決まってきた方へ。
『GOOD KARMA DEVELOPMENT』のスタッズベルト『ASHBURY』は最高のご提案になるかもしれません。


GOOD KARMA DEVELOPMENT ASHBURY – Black – size 4



洋服以上に買い替え頻度が高くないベルトだからこそ、コレと本気で感じるモノ選びを。
GOOD KARMA DEVELOPMENTの製品には、
強い中毒性があると僕は感じています。
ヴィンテージを理解し、背景を感じつつも、ファッションとして現代に通用する仕上がり。
この難題に僕たちの想像以上の答えを出し続けられているのですから。
洋服が好きでたまらない方には、見逃せない確かな「魅力」が詰まっています。




ニッケルとブラスのスタッズに色とりどりのカラーストーン。
美しく、そしてカッコいい。
男の好きがこの細幅に詰まっています。
ちなみにバックルとループもニッケルとブラス。
アソートで配置が異なります。
スタッズのバランスも1点ごとに微妙に異なりますので、
全てが世界に1つ。
そんな貴重な1本が自分の元にたどり着くために作られたと思うとロマンがあります。


GOOD KARMA DEVELOPMENT ASHBURY – Brown – size 4


今回より新たなに展開されたサイズ4。
ウエストサイズ36~38インチ相当の方にフィットしますので、
これまでのサイズで断念されていらっしゃればお勧めいたします。
ちょっと長めに垂らしたいという方にもいいかもです。

ちなみに完売サイズは出ておりますが、
今晩当店でご用意している全てのASHBURYをアップしました。
他サイズをお求めでしたら、こちらよりご覧ください。




パンツから垂れるその姿にうっとり。
鏡に映る自身に見惚れてしまいます。

ピンと来た方。
本気でお勧めします。
このクラスでないと味わえない満足感詰まってます。


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4/26~2025ss & Archive Trunk Show。


明後日26日からGW。
今年は最大で11連休のようですね。
ニュースを見ていると、近場で過ごされる方が多いよう。

doo-bopとしてもイベントやトピックス多め。
未発表な企画もありますので、どうぞご期待ください。

そうそう既に開催中のCOLINA & CAPERTICA 2025ss pop up。
完売サイズの一部とイベント前半ではご用意のない新品番が本日到着しました。
洗えるウール、夏場に着れるウールと、ウールの価値観変えてくれるかもしれません。
昨日デザイナー岡田さんへのインタビューをYOUTUBEにアップしました。
よろしければこちらも併せてご覧ください。




そしてEVENTページでもお伝えさせていただいておりますAUBERGE:2025ss & Archive Trunk Show
実は当店初のAUBERGE トランクショーです。
メーカーさんがお持ちの今期コレクションに加え、アーカイブも並びます。



実は気になっていた的な品番との出会いなんて。
期間も4/26~5/6までとGW通して開催しておりますので、
構えず連休の息抜きにでも寄っていただければ幸いです。





AUBERGEファンの方、この機会にご来店お待ちしております。
イイコトあるかもです。
ご期待ください。




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CAPERTICA 新作S140 Baseball Tee。


COLINA & CAPERTICA 2025ss pop upにお越しいただき、
誠にありがとうございます。
真夏にも着用できるウールカットソー。
暑くなればなるほどにポテンシャルを発揮するのですから、
これまでのウールウェアの概念変えてくれるはず。


フェアは29日まで。
ウールもリネンもコットンもどれも素晴らしいクオリティです。
最高に気持ちの良い素材で今年の夏を過ごしましょう。


CAPERTICA S140 Baseball Tee – Shigokuiro


新作として今期リリースされたのがBaseball Tee。
肩肘張らないラグランスリーブに9分丈設定の袖丈。
ベースボールシャツのデザインなのに、
ウール素材+ワントーンでの構成が凄く新鮮に映します。
※ベースボールシャツと言えばの2トーン構成だと、どうしても幼くヤンチャに見えるので、
こういった落ち着いた雰囲気のベースボールシャツは凄く良いです。
すっきりした袖丈を活かして、リングやブレスレットでスタイリングを盛り上げるのも楽しそう。




こちらは色合いも抜群。
Shigokuiroは漢字で「至極色(しごくいろ)」。
非常に深い赤紫色のことで、別名「深紫(こきむらさき)」とも呼ばれます。
飛鳥時代の持統朝には「黒紫」とも呼ばれ、より黒に近い紫色との説もあります。
高位の官位の人が着る衣服の中で、最も高貴な色として定義されている色だそう。
良い意味で紫が強く出ていませんから、スタイルに馴染んでいきますよ。




一番のポイントはやはり素材。
ウールと言えば秋冬のイメージが強いかもしれません。
ですがデザイナー岡田さんは言います。
『この素材の気持ち良さは一度体感すると戻れないかもしれません』

それはカシミア並みに細いsuper140sの「スーパーエクストラファインメリノウール」によるところ。
非常に繊細な糸で編まれた生地は着心地抜群です。
しかもしっかりとした肉感を出すために少し太めに紡績するという、
とても贅沢な作り方で作った生地。
これによって、透け感が抑えられています。
着心地良いモノに有る有るな、いやらしさはまず感じさせません。

おまけにウール本来の免疫機能により、雑菌が繁殖しにくく、
汗による臭いが発生しづらいという特性がございます。
汗っかき、匂いが気になるという方こそ、ウールのカットソーです。
加えて乾きも早いので、サラサラ状態を維持しやすいと。
暑がりには最高です。

また洗濯を繰り返した際、コットンのカットソーに比べて、
色落ちがしづらいのも特長。
長く着るということにも適しております。


CAPERTICA S140 Baseball Tee – Darkness


こちらのカラーも見逃せません。
非常に濃度の濃いグレーカラー。
一見するとブラックのように見えますが、とてもニュアンスの効いたカラーです。
カットソーのグレーというと霜降りのメランジェグレーが主流ですから、
こういったカラーを着用するだけで、周りの方と差別化出来るはず。


CAPERTICA S140 Baseball Tee – Mid Night


そして安定感抜群のMid Night。
こちらは極めて黒に近いネイビーカラー。
真っ黒のモノと見比べないと、まず黒だと思えるほど深い色してます。

持っていて困らない色。
間違いない色をお探しでしたら、こちらを抑えてください。

super140sのシリーズはどれも好調。
お好みの型から、この夏ウールはじめてみてください。


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Roebucksのウエスタンシャツ。


中島と僕が大好きなSears Roebucksのウエスタンシャツ。
1960~70年代頃の良い個体が2着見つかりましたので、魅力をお伝えさせていただきます。

まずSears Roebucksって何ってところから。
いわゆる百貨店オリジナルブランド、
ヴィンテージ好きの中ではストア系ブランドと言われるところです。
リーバイスやラングラーのメジャーブランドじゃないからこその面白さ、
ニッチな感じが好きな方には堪らないかと。
王道には王道の良さはありますが、側道には側道の良さ有り。
当時の空気感をふんだんに感じながらも、王道に比べるとプライス的にも妙味有ります。




まず色の雰囲気が最高。
僕たちはこれを良い意味で『チープな色』と言っています。
メジャーブランドの迫りくるタテ落ち感の逆。
いわゆるボワっとした色。
これが何故か心を掴みます。
ドヤ感が良い具合に抑えられているからかもしれません。

その色の秘密はインディゴとは一味違うエイジングが魅力のバットダイだから。
主にストア系ブランドに用いられていた染料及び染色方法になります。
通常のインディゴの代用品として使用されていました。
当時インディゴ染めより安価に出来たことも多用されてきた理由です。




ただし、染まった感じや生地の具合、
製品の作りなどからストアブランド=メジャーブランドの2番煎じという、
やや悪いイメージもついてしまった原因の1つでもありました。
そのため70年代以降にはほとんど使用されることはありませんでした。

そうやって淘汰されてしまったモノの良さを振り返ることが出来るのもヴィンテージの醍醐味。
メジャーにないカッコ良さに惹かれませんか。




画像は僕の私物になりますが、ボタンに注目。
着用を繰り返すと、白色のペイントが部分的に剥げ、いい味、雰囲気を感じさせてくれます。
Roebucksのウエスタンと言えば、この白塗りのフラットボタンです。
(一般的なパールスナップも存在しますが、白塗りフラットはココならではです)
これは好きな方が一目見て分かる判別ポイントです。




今回の個体は60~70年代。
通な方には黒タグと言われております。
サイズは15~15H、着方によりますが170cm前後標準体格の方でしたら問題ないと思います。
襟はピックアップ時、クラッシュしていたので補修しました。
安心してご着用いただけるかと。




着用すると、補修跡はほぼ分からないと思います。
肝心の価格は22,000円税込。
プライス込みでお勧めです。




もう1着はこちら。
いわゆるコンコン。
めちゃ濃いめです。
Roebucksのウエスタンはウエストシェイプのユルさも魅力。
ウエスタンシャツって身幅激細が多いですが、
この位の年代のRoebucksは今着たいシルエットかと思います。
適度なユルさは、丁寧に着るのもバサっと羽織るのも、どちらもハマるはずです。




残念ながらブランドタグのRoebucksの文字が消えておりますが、
モノは間違いございません。
サイズも17~17HのXLですので、ゆったりめをお求めでしたら。

高騰するヴィンテージアイテムですが、
手軽さとリアル感のバランスが良のではないでしょうか。

スタリングにヴィンテージ入ると、深み変わります。
このカッコ良さ、分かっていただければ嬉しいです。


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Insonnia Projectsはじめます。


ここ数年盛り上がりを見せているヴィンテージTシャツブーム。
一部の超ハイプライスがネットを騒がせ、
価格中心でクローズアップされている状況が続いております。
高騰し過ぎてる感は否めないですが、
元々はグラフィックのカッコ良さ有りき。
巷を賑わしているヴィンテージTシャツはカッコいいものが多いのも事実です。
やっぱりヴィンテージでしか感じられないものもありますし。

まあだからと言って現状を受け入れ、購入するのには様々な壁がございます。
分かりやすいところで価格やサイズ。。
かといってコピー品等では気持ちが上がらないというのも本音。
ファッションとして楽しみたいところと、クオリティを大切にしたいところ。
2つのバランスで納得出来るものがあれば、提案したいという思いがありました。

そんな中、縁あって今期から取り扱いをはじめたのが、Insonnia Projectsというブランド。
オフィシャルライセンスでのグラフィックを選定し、古着のオリジナルと見分けのつかないほどのクオリティのオリジナルボディを使ったプリントアイテムを展開。
グラフィックやデザインに合わせ、染み込みプリントやクラックプリントなど様々な技法での制作を行なっています。

ざっくりとお伝えすると、当時物の雰囲気を損なうことなくプリントが表現され、
ボディの生地感や縫製等のディティールも満足できる。
しかも公式ですし。
加えて今着たいサイズ感で、しっかり着用して楽しめるというところがポイントです。
ラフに扱えるという、本来Tシャツに求められる役割も果たしてくれます。


INSONNIA PROJECTS / MCA INFINITE SADNESS TOUR TEE – B


目に留まったのは、The Smashing Pumpkins。
90年代のオルタナティブロックを代表するバンドで、
芸術性が高く、壮大なスケール感の音楽が特長です。
音楽も僕個人としては好きなのですが、
ツアー等で発売されていたTシャツはどれもグラフィックが良く、
その魅力は今も損なうことなく惹きつけます。

こちらは3rdアルバムのジャケットで採用されたアートワーク。
The Smashing Pumpkinsというバンドやヴィンテージに知識のある方ですと、
一目見てピンと来られると思います。
ですが上記のことをご存知でない方からの反応も良いのです。
やはり良いモノには、特別な何か出ていて、
感じさせる力が宿っています。




ちなみに背面のグラフィックもオリジナルに忠実です。
フロント、バック共に芸術家「JOHN CRAIG」氏の作品で、フロントのアートワークは、
フランスの画家「ジャン=バティスト・グルーズ」やイタリアの画家、
「ラファエロ・サンティ」の作品である
「アレクサンドリアの聖カタリナ」をコラージュした作品です。


INSONNIA PROJECTS / THE WORLD IS A VAMPIRE TEE


ヴィンテージ好きが二度見するのは、こちらのグラフィック。
こちらはアルバムツアーのマーチャンダイズとして販売されたデザインです。
クラックプリントと呼ばれる、プリントの表面が割れたインクを再現した特殊なプリント技法を採用しております。
既に予兆は出ておりますが、着込んだり洗濯をするうちに、
よりひび割れた独自の経年変化をお楽しみいただけます。




レコード、CD世代の方には、ジャケ買いなる文化がありましたが、
(ジャケットがカッコいいから聞いてもないけど買うという流れです)
今の時代Tシャツがカッコいいから、
買ってみて後でサブスクで聞くというのもアリなのかもしれません。
すぐにAIが発動して、自分の欲しいや興味のあるものばかりが周りにある時代ですから、
全然知らないモノが急角度で知識として入る楽しさは味わうとクセになりますよ。




今着たいサイズバランスがホント上手。
(175cm65kgのスタッフでサイズ2を着用しております)
絶妙なユルさが今のファッションとシンクロします。

見れば見るほどに、しっかりと納得しお勧め出来るクオリティです。
お好きな方にはヴィンテージをしっかりとリスペクトしているのが伝わりますし、
そうでない方にはしつこく響かない。
色々とよく考えらています。

何か感じるところがあれば。
近日オンラインショップにもアップします。


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究極のチノパン。


男性のワードローブを形成する上で、外すことの出来ないパンツってなんでしょうか。
ジーンズだったりミリタリー系の6ポケットだったり、
キレイ目なスタイルの方にはスラックスだったりかと思います。
イメージされたパンツは、恐らく王道と言われるポジションでしょうか。

そんな前振りではじめた今回のブログのテーマは『チノパン』
所有している、してきたという方が大半かと思います。
生地に光沢感があったり、落ち着きのある雰囲気を感じさせる為、
清潔感がありながらも、ドシッと構えた大人の男性にも着こなしやすいパンツです。

ところでチノパンって、意外と本格的に向き合い作られているものが少なく感じませんか。
例えばヴィンテージデニムやミリタリー系の6ポケットをオマージュしたパンツって、
拘りを持ったお店を覗けば数種見つかることはあると思います。

でもチノパンは見つからない。
ウチの店を見渡しても、ないんです。
しかしながら量販やファストに行くと、割と積み上げられていたりします。
意外な発見でした。

チノパン、イケてるところにない説です。
つまりファッションとして、中々提案しきれていないパンツかもしれません。
事実お好きそうなお客さんが穿かれているのは、ヴィンテージの確率高し。
Web検索してもチノパンって、一部のリプロメーカーさんしか見当たりませんから。

多くのブランドが踏み込めなかった難しいテーマに挑戦し、
素晴らしい仕上がりで登場したのがAUBERGE / DOUGLASです。
プレーンな見ための凄いやつ。
人間でも一番強いタイプです。


AUBERGE DOUGLAS – Beige


近代チノパンの礎と言えるアメリカ軍M41型をオマージュしたデザインに、
最高級コットンであるシーアイランドコットンを用いた渾身の一本。
ヴィンテージのような粗野で無骨な雰囲気を感じさせながらも、
シーアイランドコットンのしっとりとした光沢、品のある色合いによって、
これまでのチノパンとは格が違うことが伝わってきます。




もちろん履き心地に関しても素晴らしく、
ヴィンテージチノのような肉感や凹凸はありつつも、
肌触りの違いに驚いていただけるはずです。
これは均一な糸質の海島綿をタテヨコ太さを変えることで、
素材の持つ上質さとタフなヴィンテージ感を同居させているからです。
以前のコレクションでCARIB XXやCARIB WW XXをお持ちの方には、
あの感動をDOUGLASでも同様に感じていただけるかと思います。

冒頭でお伝えしたように、拘ったチノパンは中々見つかりません。
それもヴィンテージチノをテーマにしたパンツは、
リプロメーカーさんの一部しかないと思います。
ですがDOUGLASの凄さは再現性の高さを競うのではなく、確かなオリジナリティー。
ヴィンテージのデザインを究極の素材で提案されるAUBERGEならではのモノづくりだと言えます。




アメリカ軍のチノパンは、40年代最初期はバギー調に太く、
50年代に入るとプレーンなストレート、そして60年代は最も太くなると、
歴史の中でシルエットの変遷がありました。
そんな中、DOUGLASは太すぎず、細すぎずの41の歴史の中で最も基本的なシルエットで表現されました。
これは最高級シーアイランドコットンを時代が変わっても、
愛用出来るよう計算されているからです。
今だけ輝くのではなく、ずっとワードローブに残り続けること。
デザイナー小林さんの優しさとも取れるシルエットなのです。




もちろん各ディティールはM41。
ベルトループの幅感やマニアックなところですと左綾のウエストポイント生地もしっかりと踏襲。
玉縁ポケットやメタルボタンとコレコレと言うべきところは当然バッチリです。




究極のチノパン。
好きなモノが固まり、ワードローブを完成させたい方へ。
サイズ40、42共にラスト1点づつとなります。


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