「モノを創るのが好きなんです」
昨日の取材で頭に残った言葉のひとつ。
この言葉には、一切の迷いがなく当たり前のことを言ったように聞こえた。
今まで会ったデザイナーで天才と思うのは、Hender Schemeの柏崎氏と
inkの岡田氏、この2人から全く同じ言葉を聞くとは。

色々な話を聞く中で、びっくりしたのが画像のRemake Tなど
全ての商品に自らハサミを入れ、配置を決めているらしい
もっというと資材(used T)のピックアップすら、自らでなされている。
彼以外の人間が行うのは、つなぎ合わすぐらい(縫製)のようだ。
縫製は、上手い下手があれど基本誰がしても同じようになる。
なぜ他人に任せないのか聞くと、
他人の感性に任せると、どうしても少しのズレが生じ許せないとの事。
教える事ができないのが感性で、それが強烈に大事。
日本人が好きな努力ではなく、持って生まれたもの(センス)が明らかに違う。
そして、彼は他のデザイナーの洋服を見ることをしない。
全くの情報を入れないのだ、その理由は意識してなくてもいいと思ったデザインやディティールが
頭の隅に残り、自らのコレクションに反映してしまうことがあるから。
彼からすると当たり前なのだろうけど、やはり普通ではない。
そして、もう一つ心に残った言葉が
「一点一点魂入れて作っている」
この言葉は、そうそう言えない。
恥ずかしいっていうのもあるし、中途半端な気持ちや行動だと
相手に見透かされる。
この言葉を聞けて嬉しかったが、少し不安にもなった。
この言葉を以前に違うデザイナーからも聞き、そのデザイナーは死んでしまったから。
※5/9にColumnにて、掲載予定

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