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  • UPDATE: 2019.4.15
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Vol.3920【NORIEI & SOAK IN WATER Order Fairを終えて】

 

 

 

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今回のイベントで初めて当店に並んだSOAK IN WATERのベルト。

イベント前にもブログ等で取り上げたDIY BELTのキャッチーさに始めは目が行ってしましますが、

他のシリーズをじっくりと見ていくと、『道具』としてのこだわりが詰め込まれていることに気が付きます。

 

例えばSOAK IN WATERのベルトは、全てのモデルが1枚革で作られています。

大量生産されているベルトを見ると、2枚を張り合わせて作られたものも多く(表が革、裏が合皮など)、

使っていくうちに剥がれてしまったり、ステッチ部分が裂けたりといった不具合が起こりえます。

 

1枚の革からベルトを作るには、厚みとしなやかさを併せ持った革が必要となりますが、

その分縫製個所も少なくなり、革本来の強靭さで長く愛用していただけます。

使えば使うほど、味わいも、愛着も、自分の中に『SOAK(浸透)』していくプロダクトという、

ブランドの理念を感じていただけます。

 

 

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『ヘソ』という意味の『NAVEL』をモデル名としたこちらのシリーズ、

普段目にするベルトとは異なり、サイズ調整用の穴が剣先ではなくバックル側にあります。

 

剣先側に穴があるベルトは、その穴の数の中央で留めることを前提に長さが設定されており、

体形が変わったときに留める穴の位置をずらすと、見た目のバランスが少し崩れてしまいます。

 

NAVEL BELTはバックルの位置をずらすことで調整するので、剣先部分のバランスは変わりません。

体重が増えたり減ったり、または夏と冬でも着込み方で変わってくる腰回り。

着用者のことを考えた、優しさが詰まったベルトだと思います。

またかなり余裕をもってサイズを選んでいただけるので、プレゼントとしてもお勧めです。

(サイズが合わなかったという場合が少ないので)

 

 

dscf5174

 

 

 

 

 

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そして特にこだわったという『SOLID』シリーズ。

良心的な価格帯のSOAK IN WATERのベルトの中で、ハイエンド的な位置づけのモデルです。

 

まず目が行くのは、使われている革の分厚さ。

ここまでごついベルト、近年ではほとんど見かけません。

イギリス製のブライドルレザーやアメリカ製のオイルドレザーなど、高品質な革を贅沢に使用しています。

 

質実剛健なこのベルト、バックル部分の作りがユニークなものとなっています。

バックルが取り付けられている部分を観察すると、なんと革を割き、表にくる革を内側に折り込んであります。

厚みのある革だからこそ可能なデザインで、段差が出来ないため着け心地もより良いものに。

もし今手元にベルトがあれば確認してみて下さい。この様な仕様にはまずなっていないかと思います。

 

 

dsc_7807

 

 

使われている糸も角本氏が撚ったもので、よく見ると単色ではなくミックスカラーになっていることが分かります。

あえて手間のかかる作りにしている分、強い想いが込められています。

 

もちろんバックルもオリジナル。

ベルトを締めた際の見え方にこだわり、何度も試行錯誤を繰り返すことで出来上がったバックルだそうです。

素材、パーツ、作り。一切の妥協がないベルトからは、美しさすら感じます。

 

 

dscf5210

 

 

入り口としてDIY BELTを選んでいただいた方。

次はこれらのベルトにも目を向けてみてください。

 

 

 

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