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PHIGVELのセンタージップブーツ。


迷いに迷って、ようやく手に入れました。
初めてのセンタージップブーツ。
少々トリッキーなデザイン。
だけど、それ以上にカッコいいを認めてしまう仕上がりです。


PHIGVEL / AVIATOR ZIP BOOTS – Black



奥ゆかしく美しい靴というのが、
初対面の印象でした。

コバの張り出しは抑えられ、ステッチもほとんど見えない。
キメ細かなボックスカーフは、質の良さを静かに訴えかけます。
そしてシルエット。
シャープですが丸みも有ると、偏っていないからこそ、
ある意味ニュートラル。
ですのでスタイリングの主役も担うことが出来、
極太のミリタリーパンツで合わせたりすると、静かにまとめることも可能です。




武骨さを感じさせる決め手はファスナーのチョイス。
アルミの持ち手はミリタリー感を引き立てますし、
エレメントと言われるギザギザの部分は、
ブーツの繊細さに対しては、少々主張が強めです。
このバランス感により、美しさに力強さが加わり、
『男が履ける』仕上がりに。

当然脱着面で手軽ということも手に入れた理由としては大きいです。
スポッて履けて、どこまで閉めるかでホールド感の調整が可能と、
ヒモ靴程微調整は効きませんが、その分スピーディー。
当然ながら、紐なし靴特有の色気みたいなものも感じます。




側面は継ぎ目のない1枚仕立て。
この辺りの仕立ては、レザー好きにも喜んでいただけそう。
(センタージップを起点に左右で1枚づつ別れるイメージです)
革の表情は勿論、シワやキズ等細かな変化も楽しんでいただけるのでは、
と思っています。

スタイル的にも、アメカジ系やモード系みたいに、
ジャンルで区切ることが難しいので、
多くのスタイルに新鮮さを与えながら、カッコ良く取り入れていただけるのではないかなと。

履くのが毎回楽しみです。



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週2更新(週央と日曜)です。是非ご覧ください。


素晴らしいサーマル。


サーマルカットソー1枚でつくるスタイリングに憧れたことないですか。
女性受けが良いとは言いにくいスタイルですが、
妙に男らしさ、色気を感じて、ずっと理想形を探し続けています。
アメリカ物の古着が好きなら、共感いただける方も多くいらっしゃるのでは。
と同時に、サーマル1枚がいかに難しいということもご存知かもしれません。

ピタッとボディラインが出過ぎたり、タックイン前提の為に着丈が長すぎたりと、
主たる原因はシルエット問題になると思います。
タイト過ぎると、イヤらしいですし、
ゆったりとしていると、憧れていたソレとは遠ざかり、
中々基準を満たす1着とは巡り合えません。
と前置きが長くなりましたが、PHIGVELのサーマルは、そういったところを満たす1つの答えかも。


PHIGVEL THERMAL TOP – Natural



クラシックな面構え、下着感、そしてアメリカ感。
それらをしっかりと感じさせながらも、1枚で着た際に成立させるシルエット、バランス。
ちょいとうるさいよ!って方も、見て触れると、
頷いていただける自信あります。
それだけのクオリティです。

ショップブログでも触れていますが、
このサーマル1型でも取り扱いさせてもらえないかと思って展示会にお邪魔したブランドです。
(と言いつつもブーツも素晴らしいのでご興味あれば、ご覧ください)
それだけモノが違うと感じております。
もちろん今の時代、化繊やウール等様々な素材で選択肢はありますが、
ヴィンテージやクラシックをキーワードにして選ぶなら、非常に高いレベルにあると思います。


PHIGVEL THERMAL HENLEY TOP – Natural



良いのは当然ながら、見た目だけではありません。
まるで軍に納品されていたかのような武骨な雰囲気はありながらも、
驚くほどに優しいタッチで身体を包みます。
肌が喜ぶ武骨カットソーって、どんだけ良いギャップなのよって。

クルーネックとヘンリーネックの2型で、
カラーはNaturalとBlackの2色展開です。
Blackも真っ黒というよりは、墨黒に近いので、
スタイルに組み込んでいただきやすいと思います。
ご興味ございましたらご覧ください。




ヤバいポイントは袖リブ。
編み立ての着用感は、素晴らしい。

何でもないような1着に本気で拘って選ぶの大事です。



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Vol.5285【PHIGVEL:AVIATOR ZIP BOOTS】


【Roots】ページを更新しています。

CULTURESにお願いした初めての別注品は、カルトなロゴを乗せたスウェット

気持ちが昂る1枚をぜひ。


またご好評いただいている『SUNNY ELEMENT:2024ss Order Fair』は明日までとなります。

即売可能なコレクションもございますので、最後まで楽しんでいってください。


新しい靴を見てこんなにもテンションが上がったのは、もしかすると初めてかもしれません。

AldenやPARABOOT、NORIEIやMOTOなど、良い革靴にたくさん触れられる職場ということもあってか、

いつの間にか自分の中でハードルの上がっていた靴というアイテム。

それを軽く飛び越えてくる1足を紹介させていただきます。


PHIGVEL:AVIATOR ZIP BOOTS





ブランド自体初の取り扱いとなるのですが、出会ったのは今年の3月。

秋冬の展示会スケジュールを組んでいると、

『PHIGVEL(フィグベル)』という見覚えのあるブランドからの招待状に目が留まりました。

というのも以前このブランドのサーマルを気にしたことがあり、

もしサーマル1アイテムでも扱わせてもらえるのならと、目黒にある直営店を訪れることに。


20年以上の歴史を持つ、洋服から服飾品、そして革靴も扱うトータルブランドである『PHIGVEL』。

ヴィンテージが好きでたまらないことが伝わってくるデザインに、

小さなパーツ1つの選択にまで拘る丁寧なモノ作り。

コレクションを見ながら良いブランドだなと考えていたときに、この靴が目に入りました。


ステッチがほとんど現れていない端正な顔に一直線に走る、WALDESの『コの字』ジッパー。

どう見ても質の良いレザーの風合いに、程よいボリュームを加えるダイナイトソール。

もちろんそこにシルエットのバランス等々、冗談ではなく、あまりの格好良さに衝撃を受けました。









出会いはまぁそんな感じだったので、ここからは靴自体についてもう少し。


名前にも付いている通り、ヴィンテージのアビエーター(飛行機乗り)シューズを参考にした1足となり、

着脱がしやすいセンタージップデザインが最大の特徴となります。

アッパーは2枚の大きな革を中央で縫い合わせており、正面から見ると一直線に走るラインがアクセント。

このラインがパンツの裾から覗く様は、実際に履いていてかなり気分を高めてくれます。


そして使用されている素材はボックスカーフ。

生後6ヶ月までの仔牛からのみ作ることができる、最高峰の革の1つです。

きめ細やかな革は瑞々しい光沢を放ち、しなやかで柔らかく、シワの刻まれ方1つ見てもとても上品。

そんな特徴から足への馴染みも早く、すぐに『自分の靴』へと変化します。


また履いたときの収まりの良さも大きな魅力です。

細身のようで絶妙なボリュームがあるトゥ先から、パンツの邪魔しない角度でスッと伸びてくるアッパー。

ただ綺麗なだけでなく、ほのかに武骨さも漂うシルエット。

これらの要素によって様々なパンツとの相性が良く、スタイリングを引き締めてくれますよ。


「革靴ってやっぱり格好良い。」

そんな気持ちを思い出せさてくれる1足です。








【Roots】

CULTURES:db Ex CULT LOGO SWEAT




【Event】

SUNNY ELEMENT:2024ss Order Fair




【Event】

ITUAIS H.C.P POROSUS order fair




【New Arrivals】

PHIGVEL:New Arrivals


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