KLASICA SH-032。
白いシャツが着たい。
久しぶりにそんな衝動に。
というのも単純なのですが、こちらのシャツと出会ったからなのです。
美しく、それでいてストイックな強さをもったKLASICAのシャツ。
柔らかく中性的に映す初見。
それとは対照的に、作りこまれた一面、男くさい部分に気付くと、どんどん魅力が増していきます。
長めの着丈に、ただただ美しい裾のカーブライン。
細かな運針の0.3mm幅、極細ステッチを見るだけで、
如何にシャツというアイテムに丁寧に向き合われているか感じ取れます。
ヨークのギャザーはまるでヴィンテージのシャツのよう。
1800年後半~1900年代初頭、ヨーロッパの羊飼いが着ていたようなシャツを連想させます。
袖付けはヴィンテージから採用。
動きやすいように運動量確保の為のディティールですが、凄いパターンしています。
細く上品な印象の100/2ブロードクロスコットンは、
ウォッシュが施され、とても良い風合い。
コットン本来の美しさをご堪能ください。
そして引き立てるのはシェルボタン。
リズミカルな配置も含めて、一層魅力を引き出しています。
小振りの襟型は表面に見えるステッチを無くし、ポケットの付属しないフロント部。
静かに映すところはとことんです。
素材、着丈のカッコ良さを素直に伝えます。
洗いざらしが生む自然なシワ。
そのシワがつくり出す陰影がたまりません。
試していただきたい白シャツです。
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