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  • UPDATE : 2020.12.1

DELICIOUS STORE:3day’s Pop Up Shop

 

SNSで発信を続けてきました、『DELICIOUS STORE:3day’s Pop Up Shop』。

いよいよ今週末、12月5日から12月7日の期間で開催します。

当店初となるイベントということで、一体どんなお店なのか、

『DELICIOUS STORE』の満田さんにお話をお伺いしました。

 

 

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【DATE】

12.5 SAT ~ 12.7 MON

 

 

 

 

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中島:え~と、そしたら満田さん。よろしくお願いします!

 

満田:はい、よろしくお願いします。

 

中島:そうしたらまぁ、イベントを12月5日から7日の、3日間していただくんですけども。

まず「デリシャスストアとはなんぞや?」といったことや、

「こういうイベントにしたいな、こういう風な商材でいこうかな」っていうような、

今、頭にあることとかもお教えいただきたいと思うんですけど。

まずそうしたら、デリシャスストアとはなんでしょう?

 

満田:デリシャスストア、とはですか(笑)

 

中島:はい。いきなりで申し訳ないです。

 

満田:そうですね。もともと10代のころからずっとヴィンテージ古着を触ってきて、

古着屋での勤務っていうのがあって、そっから独立したかたちです。

 

中島:それはどこっていうのは?

 

満田:マグネッツです。そこでずっと働いて、辞めて、今自分でやってるんですけど。

個人で古着の卸し、資材を卸したりとか、新品屋さんにヴィンテージを卸したりっていうのをやってたんですけど。

やっぱりどうしても、服プラス、自分自身がお客さんと触れ合うっていうのが好きなんで。

 

中島:はい。

 

満田:何ていうんですかね、卸しは顔の見えない商売、自分が直接お客さんにものを渡すんじゃなくて。

僕の好きなヴィンテージとか洋服っていうのは、僕自身がお客さんに伝えたいなっていう思いがあって。

じゃあ卸しをやってる合間に、ポップアップで自分のお店をするのもいいかなっていうのが始まりです。

 

中島:ほほ~、そしたら今はメインはまぁ、

ポップアップとして色んな所に行って販売するってかたちなんですね?

 

満田:そうすね、ほぼポップアップ。

卸しも多少はやってるんですけど、商材はもう、頼まれたものだけ集めるっていう感じですね。

来てもらって、ピックしてもらってっていう卸しはもう一切やってなくて。

例えば、「じゃあこのデニム100本卸してください」っていうオーダーがあればそれを集めて卸すって感じですね。

 

 

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中島:なるほど…。

 

満田:他はもう、自分のポップアップ用の仕入ればっかりをしている感じですね。

で、『デリシャス』なんですけど、なんでそういう名前にしたかっていったら、

僕がその、独立してから今まで10何年の間に、5年間飲食もやってたんですよ。

 

中島:あ、そうなんですか?!

 

満田:そうなんです。東心斎橋で今も友だちがやってるんですけど、

そこでカレーとかご飯作ってたんです。

 

中島:そ~やったんや。

 

満田:それで5年間ずっとやってたんですけど、ちょっとこう卸しの、昼間の仕事に影響出てきたんで(笑)

しんどくなってきたんで、まぁ「洋服の仕事に戻ります」っていうので辞めたんです。

ただまぁ辞めてからもお客さんが、「月に1回とか2回でもいいからご飯を食べられるようにしてほしい」って言うので、今も少しやってるんですけどね。

 

中島:はぁ~、そうなんですね。

 

満田:まぁだからなんかデリシャスってその、洋服と飲食、

どっちも「美味しい」っていう、自信もって勧められるっていうのでそういう名前にしたんです。

 

中島:なるほどね~。

 

 

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中島:ちょっとさっきの話に戻すとね、マグネッツさんにいらっしゃったってお聞きして、

イメージですけど、ミリタリーが強いのかなという風に思ったんですけど、どうなんです?

 

満田:あ~…。

 

中島:満田さんが得意な古着のジャンルってどの辺りなのかなって。

まぁ例えばデニムの、ヴィンテージのデニムが得意ですよとか、

ミリタリー得意ですよワーク得意ですよって、どういう風な世界観が得意で好みなんですか?

 

満田:皆さんマグネッツといえば、ミリタリーってイメージあると思うんですけど…。

はっきり言うと、僕自身ミリタリーは全然興味なくて(笑)

 

中島:あかんやん(笑)マジで?!

 

満田:はい。もう、はっきり言っとかんとあかんとこですけど(笑)

だからといって別に扱いませんとかっていうわけじゃなくて、

取り扱う古着としてのカテゴリーの中に、僕の中ではミリタリーもちゃんと入ってるんですけど。

 

中島:はい。

 

満田:そんなになんか、僕が得意なジャンルでってなると…。

知ってるウンチクだったりとか、年代とかディティールとかっていうのはもちろん知ってるのは知ってるんですけど。

好きなのはミリタリーじゃなくて、40年代から60年代くらいの、アメリカのワークものとかですかね。

 

中島:はぁ~、はいはい。

 

満田:アメリカのワークがもともと好きで。そこからアメカジ、デニムとか。

そういうものプラス、僕は10代からサーフィンをやってて、そのバックカルチャーも好きで。

また80年代から90年代半ばぐらいまでのスケートカルチャーものも好きで。

 

中島:はい。

 

満田:で、そのワークやったりスケートっていうのがどっちかっていうと得意なんで、

店にも多分ちょっと出てると思うんですけどね。

 

中島:あぁ、デリシャスに。色として。

 

満田:色として、はい。

それでまぁ、古い『STUSSY』とかが、ちょっと特化してて。

 

中島:オールドステューシー!はいはい。

 

満田:今、回重ねてずっとポップアップやってるんですけど、

やっぱその『STUSSY』目がけて来てくれる人がいるくらいに、ちょっとなってきてるんで。

 

中島:じゃあ、デリシャスストアさんっていうと、

一部のコアなファンからしたら「あ、オールドステューシー得意にしてるところや」みたいな。

 

満田:はい。「次どんなん出すんやろ」って思ってくれてる人は、多分結構いるんじゃないですかね。

 

 

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中島:なるほど、期待感を持ってくださってるんですね。

今度うちで開催するときは、どんな内容になりそうなんですか?

 

満田:えっと、3日間doo-bopさんでショップインショップさせていただきますっていうことになるんですけど、

その、今まで通りですね。置いてたものプラス、ちゃんと新しいものを入れるつもりなんで。

あとはそうですね、僕の勝手な構成というか、 中島さんと話してて、デニムパンツはやってないっていうのをお聞きしてたんで。

 

中島:はい。

 

満田:普段doo-bopに来られるお客さんに対してっていうのは、

普段は見れないものも置きたいなと思ってるんで、ヴィンテージのデニムちょっと多めに持っていったりとか。

なんか、お店に置いてる商品に合わせてもらったら面白いんじゃないかなっていうものは、考えてますね。

「どうですか?これがデリシャスストアです」っていうよりかは、

doo-bopに来てくれるお客さんがなんかスッと、「あ、この間ここで買った服にコレ合うやん」みたいな。

 

中島:はいはい。

 

満田:そういうなんか、中島さんところのラインナップを見たうえで、

こういうヴィンテージやったら僕も勧められるというか、

僕なりの提案はできるかなっていう感じなんですけどね。

 

中島:嬉しいです、そう言っていただけると。

 

満田:なんかまぁ、一番はやっぱり、中島さんも僕もそうやと思うんですけど、

まずはお客さんのためにやるっていうのが大前提じゃないですか。

なんか、普段来てくれてるお客さんプラス、僕んとこのお客さん、

中島さんとこのお客さんっていうのが、喜んでもらえたら一番いいかなって。

 

 

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中島:仰る通りですね。

今の時点で、ここは特に注目して見といてほしいなみたいなのってあります…?

 

満田:そうですね、全部1点もんなんで。

ポップアップして売れれば、また新しいものをっていうところなんで、

「これを絶対見てくれ」っていう感覚は僕にはあんまなくて。

 

中島:ふん、ふん。

 

満田:なんかこう、店に「なんかいいものはないかな」って探しに行くワクワク感って、

僕ら、若いときあったじゃないですか。10件古着屋まわって、1つでもいいもん見つかったら、

その日1日嬉しかったりとか。次の日すぐ着たかったりとか。

なんかそういう、ネットでなんでも済ませれるような時代なんすけど。

 

中島:はい。

 

満田:やっぱり、店にきて、「これがどういうもんか」とか「いいな」って思うもんを店員さんと話して、喜んで買い物してほしいっていうか。

ちゃんと思い入れがあるものにしてほしいなっていうところは、僕がお客さんに伝えたいところでもあるんですけど。

見て「欲しい」っていうのはなんか、僕はまた別で、自分で作ってるもんも。

 

中島:あぁ~。

 

満田:うちの、デリシャスストアーのオリジナルがあるんですけど、

なんかまぁ飲食とファッションっていうのを掛け合わしたもので、ちょっともの作ったりとか。

今回パーカーと自分で作ってるパンツと、あとピンバッジと。

 

中島:パーカーとかも作ってるんですね?

 

満田:はい。その辺りでもちょっとこう、見せられたらなとは、

中島さんところでご用意出来たらなと思って、今進めてるんですけど、はい。

 

中島:ありがとうございます。わぁ、何かでも楽しみ~。

ユーズドだけじゃないのもまた、いいっすね。

 

満田:そうなんですよ。だからなんかまぁ自分で作ったもので、

まぁあの、ボディもちゃんとアメリカから取り寄せて、時間かけてやってるものなんで。

そこをちょっと、見てくれたらいいなと思います。

なんか、面白おかしいもん作ってんなこの人、みたいな(笑)

 

中島:面白おかしいものなんや?(笑)

 

満田:そうなんですよ。なんかこう、「カッコいいやん」だけであんまりもの作りたくなくて。

なんかこう、なんて言うんですかね。ギミックあるもんというか。

こうなんか、お客さんに伝えたときに「へぇ~!あぁ、そういう意味~!」なんかがあるものがやりたくて。

ちゃんと1個1個ものに意味があって、「コレ、裏向けたら実はこうなってるんです」みたいな。

 

中島:はいはい。

 

満田:このプリントに対して「こういう意味があるんです」とか、一応考えて作ってるんで。

そういうところなんか見て、クスっと笑ってもらえれば(笑)

「えぇ~、考えて変なことしてんねんな、この人」みたいな感じで、見てもらえたらいいですかね。

 

 

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中島:なるほどなぁ。

まぁでも、なんかその、まだ始めてもいないんですけど、楽しくやりたいですね。

それじゃあ当日もよろしくお願いします!

 

満田:そうですね。

僕も3日間立たせてもらうんで、よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

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