- UPDATE: 2025.10.8
- Roots
MODMNT
「Engineered Garmentsのデザイナー、鈴木 大器さんが日本で新たにブランドを立ち上げるのですが、
doo-bopさんで取り扱いませんか?」
そんな話をいただいたのが、今年の1月のこと。
様々な理由からEGの取り扱いを2023awシーズンで終了した当店ですが、
心の片隅に『本当に大器さんの服をやめて良かったのか』という想いがあったところにこのお誘い。
「やるべきなのだ」と直感しました。
ローンチは10月11日。大いにご期待ください。

ブランド名は『MODMNT(モドメント)』。
Module(構造)、Mode(様式)、Equipment(装備)、Element(要素)という
4つの言葉を掛け合わせて生まれた造語です。
『Engineered Garments(巧みに設計された洋服)』に近い意味合いから想像するに、
これこそが大器さんの洋服作りに対する哲学なのでしょう。
着る前からディティールにワクワクする。袖を通すと思わず「格好良い」と口から漏れてしまう。
そんな洋服です。


以下、doo-bop中島からブランド取扱いに対するメッセージです。
中島:今回有難いお話をいただいて、まず気になったのが1stコレクションの完成度。
日本ではもちろんアメリカであれだけ評価を得てる方やから、
1stコレクションがどれだけ大事なのかっていうのをもちろん分かっていらっしゃる。
だから特に注目したのは、デザイナーらしい世界観が変わってないかどうか。
それで僕の目に『MODMNT』がどう映ったかっていうと、EGをしっかり継承してるって感じて。
『ブランド名が変わっても鈴木大器さんのコレクションだった』っていうのが、
うちで取り扱わせていただく決め手になったかな。
もちろん変わった点もあって、大きいのは日本製になったこと。
でもそれは悪いことではなくて、日本製になったことで価格も落ち着いたし、
デリバリーの混乱、納期が遅れることも減るだろうし、
不良品があったときの対応もスムーズになるだろうし。そこはプラスに捉えてるかな。
で、ここからが凄く大事で。
やっぱり大器さんの洋服ってポケットとかファスナーに目が行きがちなんやけど、
『大胆なシルエット』っていうのが1番のポイントやと思う。
極端に着丈が短かったり、ウエストが大きかったり。
何でそんなことするんやろなって思うねんけど、実際に着てみると意外と人を選ばへんのよね。
EGのときもそうやったけど、年配の方から若い子まで、
洋服に興味のある人が着たら大抵それっぽく見える。
肥えてようが痩せてようが、小っさかろうが大きかろうが、
誰が着ても様になるっていうのが本当に凄い。
それが大器さんのデザイナーとしての力量で、『MODMNT』でも発揮されてて流石やなって。
最後に鈴木大器さんが新しく立ち上げたブランドっていうのは、
今洋服から少し離れてしまっているお客さんを呼び戻す、
再び洋服に興味を持っていただける『きっかけ』になるんじゃないかなって感じてる。
もちろん買って欲しいっていうのはあるねんけど、それ以上にコレクションをしっかり見て欲しい。
それが本音かな。



10月11日から販売開始する1stデリバリーでは、13種類のアイテムをご覧いただけます。
アウター、インナーダウン、ジャケット、シャツ、パンツ。
いずれも『大器さんらしさ』が存分に出ている洋服ばかり。
オンラインショップにも順次掲載予定ですので、どうぞお楽しみに。
