The Inoue Brothers…は品質も志も素晴らしい。
これからの時期欠かせなくなるタンクトップ。
肌に直接触れるからこそ着心地には当然拘りたいですし、
色はもちろん、フィッティングも譲れません。

The Inoue Brothers… Tank Top – White
The Inoue Brothers…のタンクトップは僕自身これからの時期には欠かせないものとなっています。
適度に詰まった首元に、細すぎないショルダーライン。
フィッティングもビタビタでなく、適度に余裕が有ると、
一般的なタンクトップとノースリーブのTシャツの間のようなイメージ。
このバランスって中々他メーカーが作ってるのを見ません。
主観ですが、幅広い体格の方に合う気がします。
ショルダーラインが細すぎると競技用っぽく見えて、
ムキムキしてないとみたいなイメージですし、
ノースリーブより、上に着るアイテムにも干渉しないかなと。
着用した際、違和感を感じにくいバランスなんだと思います。

シャツを羽織ると首元の開きがよりお分かりいただると思います。
一般的なタンクトップに比べて、はだけている感が抑えられている為、
ボタンを留めずにバサっと着るスタイルにも良いのではないでしょうか。
色も生成りのような優しいWHITEですから、コントラストが効きすぎることなく、
シャツやパンツと馴染みます。
タンクトップって、着用年数によって役割が変わる気がします。
長年愛用して、身体に馴染んだら肌に近い感覚の完全インナー。
ファーストシーズンはパリっとしているので、見せるインナーとして。
他者から見ると、一緒かもしれませんが、服好きからすると全然違います。
お持ちのタンクトップが、少しくたびれてきたかなと感じたら、
このような基準で買い足していってもいいかもしれません。

The Inoue Brothers… Tank Top – Black
カラーは、ブラックとの2色展開です。
両色ともに、ペルー産の自然栽培のオーガニックコットン。
滑らかで優しく軽いタッチが特長です。
パターンと相まって、タンクトップの締め付け感が苦手な方にもお勧め。
柔らかく包まれているような着心地ですよ。
そして素晴らしいのが、縫製。
縫製の仕上がりはもちろんなのですが、
肝心なのは縫製している場所。
2011年の東日本大震災で被災された東北の方たちが縫われています。
復興していくには、どうすればいいのか。
まず仕事が必要だということで、
地震による津波で被害を受けた東北地方の多くの製造拠点の自立援助を目標とし、
東北の中小企業や職人とパートナーシップを成立したプロジェクトです。
弱い立場の人から搾取するのではなく、一緒に仕事をしていく。
そんな志も素晴らしいのです。

応援というと大げさですが、自分の気に入った商品が、
そんな方たちによって、作られていると思うと誇らしいはずです。
そういった意志や意味も込みで、大切に選んでみてはいかがでしょうか。
週2更新(週央と日曜)です。是非ご覧ください。