神ニット MOTHER HAND artisanお取り扱い始めました。
噂には聞いていた。
フルハンドでえげつないニットを作る夫婦がいると。
展示会には谷中に行ってもらったので報告を聞くと
それはそれはすごかったと今までのニットとはなにもかもが違うと。
あまり大袈裟な事を言わない谷中がそこまで言うならと思い、商品到着を待つ毎日。

到着したのを手に持つとズシと重みがあるニットカーディガン。
掌に伝わる質感は今まで触れたことがない感触。
ニットなのにシャリ感がありつつ、微起毛したふわっと感もある。
なんやこれと品質表示を見ると。

Silk62%にMohair38%、なにそれそんなんあるの?
なるほど先ほど感じたシャリ感の正体がSilkでふわっと感はMohairなんだと
理解するのに少し時間がかかりました。
素材をまじまじと見てみると。

うぶ毛のような起毛をしつつ、内側にはパープル、サックス、ホワイトが
ちらちらと見えるではありませんか。
もっと近づいてみると

この有様です。
多色の糸が引き揃えられて、1本の糸になり
全体を構成しています。
色目エグ!

このブランドの本当の凄さは、独自に生み出された多数の編み方になります。
あまりに専門的かつ独自性が強いので、正直僕では理解できません。
リブを無くす必要性、アーム等のリンキング技術、パターンの完成度。
着用しつづける事で感じるストレスない着心地になります。
着用者のみが知る満足度がMOTHER HAND artisanにはあります。
画像のモデルは、サイズ4(Mサイズ)のみになりましたが
是非、その超高レベルなニットをご自身のワードローブに。

週2更新(週央と日曜)です。是非ご覧ください。

