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  • UPDATE: 2016.6.22
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vol.3036 【Indian Jewelry Fairに向けて~Ernie Lister~】

こんばんは、南出です。

いつも当店SHOP BLOGをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。

 

いよいよ開催まであと3日に迫りました、Indian Jewelry Fair。

ホームページ各コンテンツや、スタッフ個人のInstagramでも少しずつ作品をご紹介しています。

中島南出手島塚本と実は全員やっていますので、どうぞご覧ください。

 

 

さて、本日のご紹介アーティストはこちらです。

 

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Ernie Lister(アーニーリスター)

 

ナバホ族のベテランアーティスト、Ernie Lister(アーニーリスター)

ナバホ創生期の伝説的なアーティスト、Slender Silver Makerから代々オールドスタイルのシルバー作りを受け継いだ、5代目の正統後継者です。

オールドスタイルと称される、コインを溶かしインゴッドシルバーを材料として作る技法。

通常のジュエリー作りでは、シルバープレートを材料として使用しますが、プレートから自身で作り加工します。

また、このインゴッドシルバーは通常のシルバーよりも固く割れやすいので、非常に加工が難しく、ひとつの作品を作り上げるのに膨大な作業時間がかかってしまいます。

しかし、このオールドスタイルにて作られた作品は材質の表情、経年変化に圧倒的な質感、雰囲気の違いが生まれます。

2013年のアメリカ州法改正により、銀貨の加工が制限されてからは、シルバーを独自の配合で混ぜ合わせ、今も尚、オールドスタイルにて製作しています。

 

 

本日更新したEVENTページでご紹介しております、Perry Shorty(ペリー ショーティ)にジュエリー作りを教えた事でも有名なアーティストです。

 

 

 

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力強く無骨なデザインながら、奥ゆかしく、どこか懐かしい感覚を憶える当氏の作品。

数多くのインデイアンジュエリーファンの心を掴んで離さない魅力は、着けた人にしかわからないと思います。

doo-bopオーナーの中島もその1人で、数多くの彼の作品を愛用しています。

 

 

 

チゼルワークや、スタンプワークとナバホの伝統的手法はもちろんながら、

当氏の得意とするリポウズィ技法。

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予め構成した図柄を裏面から少しずつ押し出すように、打ち出します。

繊細な力加減と、膨大な作業時間(力を入れすぎるとクラックが入ってしまう為)を要する技法です。

この度のフェアでもこの技法を取り入れた作品が多数揃います。

 

 

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武骨ながら、温かみを感じる作品の数々。

オールドナバホスタイルの神髄を是非お確かめください。

 

それでは本日もありがとうございました。

 

 

 

【EVENT】

Indian Jewelry Fair 2016 6.25(Sat)~7.3(Sun)

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【ROOTS】

COLUMN】Alden

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【New Arrival】

BRU NA BOINNE : フェリシン タンク – ネービー,ダークオレンジ,ライトオリーブ / 7,560 YEN

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HURRAY HURRAY : テレコタンク / 4,104 YEN

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